四大戦,優勝じゃ,そして地獄絵図

今日は朝から雨がザーザー降っていて,四大戦の応援に行く気持ちがなえかけたのだけれども,今年の男子は強いので良い成績を収めそうだったし,4年の引退試合でもあったので,がんばって行く事にした。何度も行った成城大学なのに何度行っても迷う。なんとかたどり着いたのは開会式後。セーフ。

まずは男子団体から。いきなり学習院とだったので,「はぁー,メインディッシュが先に来たよ」と思いながら応援。武藤先生に他チームの試合状況やオーダーを見ているようにと隠密の仕事をおおせつかった。全試合を満遍なくみる機会に恵まれた。やっぱり,それぞれの大学の特色がでた試合だったのだけれども,どこも強いやつは1人はいるものでけっこう目を引く学生がいた。

さて,学習院戦。うちのピチピチに1年が,ものすごく貪欲にがんばったおかげで,3-2でがつっと勝ちました。ココ何年も勝った事のない相手だっただけに「成蹊つえー」と思ったのです。やっぱり,気持ちが強いもの同士が集まって,一生懸命やると,全体的なレベルアップにつながるのだと考えさせられました。その後は勢いに乗り成城を5-3でくだし勝ち進む。武蔵に勝てば優勝というところまで来た。ところが武蔵戦,集中力がきれたのかちょっと危なっかしくなった。中堅松本がふんばり流れを戻し,何とか勝ち。学習院と本数差でなんとか優勝。ひやひやしたけれども7年ぶりの優勝はすごい。松本君の胴上げやら記念写真でしばらく幸せを満喫。

午後は女子の試合からスタート。学習院戦は竹田がいい出だしを切ったが取り戻され,あとは力不足で負け,川原田が意地でストップ。成城戦は4年女子3人が意地を見せそれぞれ2本勝ちする内容。「やっぱり4年も剣道部にいると強いねー」と思っちゃう。最後の武蔵戦は女子5人が団結し3-0で圧勝。益子の粘りが今まで見た中で一番いい試合だった。彼女もなんだかんだで成長した。長い間見てきただけにこういう勝利はうれしい。なんだかんだでもぎ取った準優勝は蜜の味。

最後の新人戦がスタート。学習院は昔ながらの威圧する強気な剣道でものすごい勢いで攻めてきた。やはり,男子団体がひびいているのだろう。鈴木が2本勝ちといいスタートを切ったが中盤が落ち最後2人で取り戻したが,3-2で残念ながら負けてしまった。成城戦も疲れがでているのか,前半は危ない試合進行。中盤小川が勢いをとりもどし,高橋,大和ががんばって勝ったので4-3で進む。最後の武蔵戦はものすごい粘りで5-0で圧勝。男子団体と6試合出場した面々はものすごくよくがんばった。高校からあがってきた小川も大成長をとげここまでなった。高橋においては全試合勝つという偉業を成し遂げた。

優勝なんて,私が1年の時の東都大会優勝以来なのでものすごい時間がたったのだ。しかし,待ったかいあった。おいしいお酒を飲むことができる。その後は焼肉屋で盛大な祝勝会および幹部交代式が行われた。4年は1番幸せな形で引退を飾ることができた。4年分がんばった甲斐あったよね。私も祝勝会では優勝カップでお酒を飲ましてもらった。これからもがんばりたい。

さて,その後どうなったかというと,幸せなお酒を飲みすぎた面々が屍と化し,介抱することに。結局私は家に帰れず後輩の家に転がり込み会社に行くことになった。しかし,久々過ぎて介抱の仕方がわからない学生が増えたのには,時代の流れを感じた。私の人差し指は何人の口の中に入ったんだろう。もう考えるのやめた。

応援にいらした先生先輩方
武藤先生,岩間監督
青木先生,三枝先生,三浦先輩,丸江先輩,高橋克典先輩,大友先輩,古思先輩,後藤先輩,黒木先輩,森田先輩,久保村先輩,土屋

とにかく幸せだったよ