第2回 中高OBと現役稽古会

中高の稽古会が久々に行われた。今日はおろしたての嫁入り防具をつけることにした。おろしたてといったもパーツごとには使用していたのだけれども。これがつけ心地最高。懐かしいOB面子も集合したところで,稽古開始。

若干基本打ちをしたところで,地稽古。私の列は中学生専門の列のように中学生がならぶ。やさしそうに見えるにちがいない。(それはどうかな…ふふふ,いつも思うのだが)期待に添うべく,彼らが何を求めているのかを考えながら稽古をする。そうすると適切な技がでる。大人じゃこうはいかない。子供は純粋だから考えていることがわかって面白い。とりあえず,最後には彼らが知りたい技のコツを教えて稽古終了にする。これをやると,自分の基本の確認にもつながるので良い。

16:00になると中学生は下校時刻のため,帰ってしまった。第2部は高校生・OBとの稽古。高校生の女子は3人いるが,中1の時に比べると格段に成長し強くなっている。この成長の早さにはびっくりさせられる。しかし,同じ人を3年も4年も見てきたかと思うと順調に年を重ねている自分に気づかされる。女子3人の3人目ころには私もかなり疲れてきて,かなりまじめに対戦することになる。そうしないと彼らが認める1本にならず,永遠に稽古が続いてしまうので,中途半端な技ではダメなのだ。その後2つ下の上段の後輩とやることに。彼とは恐らくはじめての対戦では。180センチの長身をいかしがんがんと攻めこまれた。確実な1本が取れず稽古終了に。もてあそばれて終わってしまった。無念。

最後は,メインイベントの「OB 対 現役」試合。昨年は負けているが,今年は?ちなみにOBも女子がちょうど3人いたため高校女子と試合をやるはめに。一回りも年が違う娘とやるとなると教える側としてのプライドがかかってくるのでやりたくなかったのだが,しょうがあるまい。1本勝負だし抵抗せずやることに。男子と合わせて10人戦。私は先鋒。久々の先鋒でちょっと楽しみ。学生までは先鋒ばかりだったが,社会人になってからは中堅ばかりだったので。

試合開始。前の地稽古で体力がかなり消耗していたので,あまり動かず「じわじわ」とやることにした。普段動き回る相手とばかり稽古している彼らにはいやなプレッシャーが掛かるに違いない。ゆっくりとやって,「そういや打とうとすると胴があくわ」とおもったので,何本か面に跳んでから,小手-胴(しかし小手は全然うつつもりのない大人気ない技)で1本いただく。大先輩方には姑息と大ブーイングだったが,勝てばチームが波に乗るのでこれでいいのだと自我自賛しておいた。続く人も勝ったり負けたりで大盛り上がりの中ほのぼのと試合が進行。結局OBチームは負けたが,こういうイベントは相互が精進するためには重要なイベントなので今後も継続していきたい。

夜OB同士で反省会!?をした。うまかった。(えっ…)