道場でのんびり

ここしばらくは大学にかかりきりで,道場にはあまり顔を出していなかったので,久々の登場。監督代理とかなんとかでココ最近は自分だけのことを考えてゆっくり稽古する時間がなかったので,「のんびりできるなぁー」と思っていた。学連のOG稽古会で知り合いになった先輩をつれていく。彼女はめちゃくちゃ近所に住んでいるから。

今日は,八段の小林先生がいらっしゃるということでかなりの人数が参加。おそらく40-50人はいたと思う。ここまで人数が多い状態での稽古は久しぶり。なかなかラッキー。切返しの途中で,小林先生のおつきをたのまれたので,稽古を抜けお迎えとおつきをする。はじめは怖い先生と聞いていたのでドキドキしたが,一目見たら違うことがわかった。面と甲手と竹刀を道場に運んだ。面は使い込んだ使いやすそうな面。小手は持って帰ろうかと思うぐらい柔らかそうな甲手。そういえば,「高段者の甲手をかりて稽古したら,その先生の型が甲手についているので,手の部分がしっかりしてうまくなったよ」と話していた人がいたけれども,この甲手もそうかなのかとしばし考えてしまった。誰もいないところでこっそり着けてみればよかった。いや断わってつければよかったがそこまで頭が回らなかった。残念。

稽古は小林先生の所に行こうかと思ったが,ものすごい人だかりで断念。まずは,館長先生のところで。ココ最近は「やろうな」と声かけていただいているので,毎回真っ先に行くことになる。今日は調子がいいのでけっこう体力はもった。打ちは,まっすぐ打てなかったのでよくなかった。小手ばっかりだった。いつか面でガツンと勝ちたい。体当たりの受け方がどうも体を壊す系なので気をつけたほうがよいらしい。「ムチウチになるよ」といわれた。「先生も思いきしやるくせに」とふと思ったが,そこはまあいいか。

次は,動きのはやいおじいちゃん先生のところへ。年なのにガシガシ跳ぶので大変。筋肉が若いに違いない。連打でがんばる。稽古後のお話では「いろいろやらるから油断ならん」といわれた。一応誉め言葉だろう。

次は白甲手の先生のところへ。けっこういろんな角度からうった。でも,背が高くてまっすぐな先生には合い面とかはかなわない。あとの話では「もうそろそろ体でとる剣道から竹刀で中心取る剣道やったほうがいい」といわれた。そりゃできるに越したことはない。でも,中心取るのはいまいちわからない。地道にがんばろう。移行期であることは確かだから。

次は,やりやすい先生とやった。まっすぐなので,スピードの練習では勉強になる。攻めてとるのは難しい。じっくりやるとなんとかなる。最後は狙ってとれたから,まずまずがんばったというところか。

最後は今度六段を受ける先生のところへ。昇段審査が近いということだから,私もそのつもりでまっすぐまっすうぐがんばった。テンポつけてやるからまっすぐの稽古にはすごくよかった。体ものびたし。最後は合い面大会。間合いが近かったのでかなり持久戦でながーくやることに。長かった。

いろいろやったが,自分のことをみつめながらゆっくり稽古できたのでよかった。たまにはこんなんじゃないといかん。稽古後,小林先生の竹刀みたら「小林」と焼き員が。すばらしい。特製竹刀。いつかこんなオーダー竹刀つくってもらえる先生になりたいもんだ。実力つけねば。先生の稽古はみていて面白かったし,勉強になった。いつか稽古してもらおう。

懇親会はいっぱいお酒飲んで,婦人部の人といっぱいお話できたのでよかった。一緒にいった先輩もここに入会することに決めたようだ。営業部長にわたしも昇進か!?