防具屋に入り浸り

朝は本を読み優雅にすごした。これぞ休日。15:00頃,いつもお世話になっている井上武道具店に友人の垂ネームの受け取りと,面と竹刀の修理依頼をしに行った。

大学のときから使っていた,お出かけ用防具の「面」が大きくて頭のサイズにあってないので,修理と買うのとどっちが安いかを聞こうと思っていった。購入時に既製品を買ったら大きく,つけ方を間違えると頭痛だったり顎関節の痛みがありずっと気になっていた。やはり,買ったほうが安いとのこと。手差し風のミシンざしを見せてもらった。5mm刺しだが,面たれ部分は長刺しっぽくかなりやわらかい。しかし,何年か使用したらどうなるのか???だったので,聞いた。そしたら,防具店のおじさんが何年か使用したものを見せてもらうことがかなった。これが,すごい。きれいな色落ち,やわらかさなどもダラダラにならずよい。購入を決めた。前のはだれか男性に安く譲ることにした。

竹刀は柄が伸びてあわなくなったので,折り返して短くしてもらうために持っていった。これは,さすがプロ,すぐできた。予備竹刀を購入しようとお気に入りの「国光 別作」をみていた。すると,全工程手作りの竹刀を「おもしろいのがあるよ」といって,数本見せてくれた。これがすごく面白い。銘柄がかまぼこみたいに焼印が押してある。6本くらいみたが全部風合いも握りも違う。私は胴張りが好きなので,胴張りぽいのを2本選び出した。竹の重さは430g。握ると両小指があたる部分が若干小判のように楕円になっている。これが一番気に入った。振って自分にあったのを選んだ。「ある先生の七段昇段のお祝い用に取り寄せ短だけど,その前に先生が違うのを選んだから浮いたんだよ。値段いくらくらいつくと思う?」と聞かれたので「6000くらい?」といったら「本当は8000円だけど,商品として出すなら6000円かな?」といっていた。ちょっと手が出ないとおもっていたらかなり格安で譲ってくれることになった。「国光 別作」ごめん,と思いながら購入。いい買い物をした。明日稽古なので使おう。

かなり幸せな気分で家に帰り着いた。