息はくといい #106

今日は間に合った!

■ 少年剣道

足さばきからやってみる。止まったときにかかとはつかないように、早く動かすときは、スッスっと小さく早く動かそう、と説明しながら。

素振りはじっくり。丁寧に。

空感打突は竹刀を使って受けて、打突時、抜けてから振り返るところまで見て、褒めるようにアドバイス。

面をつけて、切り返し。打突部位を正確に刃筋正しく打つ。3セット。
面打ち、小手面、道場の横いっぱい使って。
胴打ち。小手・体当たり・引き面。
面の打ち込み、丁寧にしっかりと。
小手面の打ち込み、丁寧にしっかりと。
面の打ち込み、勢いのある打ちを。
面・小手面・胴・面 丁寧でしっかりとした打ちで。
地稽古 5セット
切り返し。

打突部位を正確に打ちましょうをテーマにやった。
試合も終わったので、少し、基本をじっくりやっていこう。

・ヨーダコメント
皆 意欲を持ってやっていたし、流れはいいんじゃないかな。

■ 日本剣道形

リズムが狂ったところはごまかさずにやり直しつつ、じっくり納得が行くまでやれた。仕太刀の入身はやっと少し納得が行くのができた。

■ 一般稽古

6人

前回は、全部をいっぺんにやって後手後手だったので、今日は分解しつつ、できそうなことからやることにした。

ス~ は、良いパターンは、足幅が狭目の良い幅から息をはきながら5-10cm位出ると、体がのったまま前に出られる。そのまま攻めて打つことが出来る体勢だった。

悪いパターンは、ス~で出すぎて、左足のひかがみが曲がって、動きがそっから先つながらず居ついた感じになった。あー、左ひかがみが曲がっていたのかぁ!と納得。

良いパターンが出る時は、相手は苦しくて?出てきた。こちらは体が出来ているので、相手が体を作っているうちに出れたし、相手を見られるので、有効打突の確率は高い。目線も上下しないので、相手の動き全体像がみえた。自分より力のある人にもできるようになってきたら面白いだろうなぁ。

手の内の使い方。足は意識しないで、まずは打突時に手の内の使い方だけを意識して。面はうまくいったときは、おおきく振りかぶってゴツンって行くのよりも早くて伸びる感じがする。体も上下しないし、打った時の感触もいい。今まで、面を打ったあとに右手が外れることがシバシバあったのだけど、これだと、右手が外れることもない。打ったあとに力がうまく抜けているかんじ?これが体になじんできたら、いままで使っていた無駄な力が、相手をみる集中力に使えていいかも。悪い感触の時は、右手が勝っている時、最後右手で押し込んで当てようとしたとき。

小手は、うまくいかない。なんというか、右で抑えつけた感じになってダメ。当てようと力が入っちゃんだなぁ。これは反復練習あるのみ。

胴は、打突時の角度もよく手応えがいい。音もいい。早い。今までの腕をぶんまわして打っていた感触とぜんぜん違う。これが一番、手と足がしっくりいって楽しい。でも、打つところまでいいけど、打ったあとの後始末がだめ。後始末と、見切りがうまくいくと、これは技の幅も広がるなぁ。

段を受ける人との稽古は、なるべく縁を切らないように、審査のつもりで稽古。先週自分の審査の映像を見なおして、甘かった部分を意識しつつやった。初太刀の時に、呼吸をゆっくり吐く方に意識して攻めこむようにしたら、力が溜まった気がした。今まではここで、力が入って息を吸ってヤマカンでうちに行っていたので、相手が来る!と思ってガシャーンとなっていたが、息を吐くというのは「来る!」というのをサトラレないためにも重要なのかもしれない。

今日は5人と稽古して、断片断片ではよい感触を得られたので、積んでいく具体的な方向性が出てよかった。不器用なんだからいっぺんにはできない。やっぱりしばらくは分解でやろう。

・マスタヨーダのコメント
「積極的に打っていたし、前に攻めも出ておった。よかったぞ」とのコメント。
ヽ(´ー`)ノ 久々に褒めてくれた!

ということで、なんだか少し光が見えたような良い稽古だった。