一流を知る #79

8/7 市内限定ドライバーモードを解除して、長野市まで自分で運転していってきましたよー、強化練習に(;^ω^)

■ 午前 神奈川の先生たちと

毎年、長野剣連で少年のために宮崎先生をお招きして講習会をおこなっているらしい。昨日はそれが行われ、今日は宮崎先生と竹井先生が強化練習会に午前中参加というながれ。

最初 準備運動、素振り、基本(回り稽古)をやって、先生方の指導稽古へ。

宮崎先生はすでに数名が行ってしまったので、竹井先生のところへε≡≡ヘ( ´Д`)。 それでも3番目。

待っている間も宮崎先生から目が離せない。どんな体勢でも、どっからでも打つ。瞬発力もすごいし、打った後の力強さもすごい。そして絶対に下がらない。左拳ぶれない。握りはやわらかく、左肘の使い方は少し独特(ちょっとひらいている?)。右足は指全部をにじりにじりと床を掴む感じで前に動く。腰は少し落として低め。打ちは 余計なことをせず最短距離でバクーンっ!

一流を間近でみるって大事だなぁ…。

竹井先生は確か日体大卒の県警の先生で、若くして八段になった先生。この先生の稽古は、長身を活かした 整った剣道をされている印象。八段になるというのは、無駄が削ぎ落とされて さらに独自のものを持っているってことなんだろうなぁと稽古を見ていて感じた。

稽古は、なるべく真っ直ぐ素直にいくように心がけた。面は何本か引き出していただき「よし」と声をかけていただいた。1本勝負のところでは、バクーンと打たれ、終了。ここは譲らないところなんだなぁ。

八段の先生と最近稽古をさせてもらって思うところは、相手を引きだそうとする愛情深い稽古をしてくれる先生が多いなぁということ。七段の先生の場合は、「絶対打たせねーぞ!」ってオーラが残っていたりするけど、八段の先生の場合は、「そこはどうするの?」「ここは俺ならこう返すよ」「よし、そこ、来い!」って会話が聞こえる気がする…。(あくまで主観)

次に国体男子の監督にお願いをする。
稽古をしていくうちに、面に出ればかならず面にのられるようになり…そしてアドバイス。「打つときに迷っちゃだめだよ。相手が打ってくるのをどうこうしようと考えると、竹刀が余計な軌道を描いて、それが相手が打つ間を与えてしまうし、打突が遅くなっちゃうよ。迷わずズバッと最短距離でうってきてごらん」。先生が間合いを調節してくださっているのか、面を打つと良い感触。「ほら、早いだろ」と。

そうかー最近は、相手を見すぎていて 捨て切れていなかったのかも。

時間は残すところ10分。宮崎先生のところには2人並んでいる。ギリギリだけど並んでみた。ラストかかり「ごめん、また今度」と宮崎先生から声をかけていただいたけど、見ているだけでもとおもい、そのまま前の人の稽古を見ていた。七段の先生との稽古では、見えない小手が何本か…。とにかく大きくバクーンと打つ。すごい…。第一線で活躍してきた人の稽古だぁ。

前の人の稽古が終わった時に宮崎先生が「よし、やろう」と声をかけてくださった。余計な小細工をしないで、機会だと感じたところを打ち、あたらなければもう1本を意識して行った。宮崎先生は打たせっぱなしはせず、かならず 先に打つ、応じるをする。「よし1本」と声をかけてくださり、勝負勝負。何本かの後 面に出ていったところを、バクーン… 面。ありがとうございました。

そして稽古終了。

稽古後は先生方とお話する機会があったけど、気さくな先生方だった。

そういえば、宮崎先生は、自分の防具袋は自分で持ち、防具出しも、片付けも自分で行う。また非常に謙虚な方でした。

■ 午後 群馬県国体選手との交流試合

午後は群馬県の国体選手がきて、交流試合&稽古会。体育館は 蒸しーっとした暑さ。

あいさつ、アップ後 試合。私は正選手ではないので、試合なしかな?とおもいつつ 掲示と時間のお仕事のつもりでいたら、2試合目は中堅ででるようにとの指示あり。1試合目はオフィシャル関係のお仕事。

女子は、引き分け・2本負け・2本勝ちのスコア。中堅の人は少しトリッキーな剣道をする人だったなぁ。でも勢いもあるし、うまい。

男子の試合のあと女子の2試合目。
先鋒は、善戦しつつも負けてしまい、大将に回すためには負けてはいけない局面。

まず、声を出し、いきなり飛び出すことはせず、攻める。足を前後に動かすタイプで、初太刀で逆胴を打ってきた。やっぱりトリッキーだ。少しの攻防の後、相手の竹刀が下がり、足の前後で後ろに下がった瞬間を、面に最短距離で打った。感触十分、旗が上がった。その後は気持ちが少し楽になり「なんでも打ってこい」とおもいつつ、危ない打ちはしないようにして、前に前に攻めるようにした。最初の面が効いていて相手の動きが悪くなったのがわかる。あ、これはいいかんじの流れ。面を誘ったら面を打ってきたので、抜き胴を打ってみた。良い感触!旗が上がり、試合終了。久々によい試合ができた。男子監督の午前中の捨てて打てのアドバイスが効をそうした形。ありがたい。

その後、大将で負けてしまい、試合は落としてしまった。残念。

男子の試合の後、合同稽古。

稽古は4人とお願いできた。
前にストーンと打つのを心がけ、稽古した。最後はやっぱりつかれて体は出なくなったけど、良い稽古ができた。

今日も収穫の多い稽古ができた。感謝感謝