上を見上げる #80

長野市へ自力ドライビング無事到着。昨日の疲れがのこっているじゃーん。
 
 
本日も群馬県の国体選手と練習試合。
長野県女子は大将が休みのため、応援隊のつもりだった私が駆りだされ(;^ω^) やりましたよー、試合。
 
アップは10分程度。体はだるく筋肉痛でも、動きは悪くなかったかなぁ。
 
以下、つぶやき系日記につきダラダラ書きます。
 
■練習試合
 
○1試合目
大将で参加。先鋒・中堅負け。
 
相手は張る剣道をする。剣先5cmから手前の所は自信のある間合いといった印象。動じない。剣先ピタピタされつ張り負けないように、双方攻め合い、何本か攻防。中盤 がまんできず飛び出したところを相面でしとめられた。気をとり直して、攻防。終盤、相手の得意な間合いで動いたところ出小手とられ、2本負け。
がっつり引き出されて仕留められた感じ。相手が全然上手じゃーん。
攻防jに迷って、昨日みたいに捨てられなかったのはダメダメ。
 
国体常連の選手だけに、試合運びうまい。得意な間合いを作っておくのは大事なことだなぁ。
 
 
○2試合目
先鋒で参加。相手20代警察官。
 
洗濯機のようにグリングリン回されてしまうのかなぁとイメージしつつ。でも久々に若くて動く人との試合にワクワクしつつ。
 
最初は、張って。その後、あいてのアクションに対して後手にならないように、攻める。捨て身の面は浅く。胴も抜ききらず。惜しいじゃだめなんだよなぁといろいろ攻める。
 
試合3分程度経過していたあたり?審判がやめをかけて???と思っていたら、私の竹刀がささくれ竹は割れていた。アップでバシバシ切り返しいっぱいやったから?今朝竹刀チェックして油もさしたのに…。しかし審判よくみつけたよ…。ダッシュで竹刀を取りに行き、交換、重さ60g増し。でも慌てていて、重さの差はあまり感じ無かった。
 
試合再開、攻防。鍔迫りのところで、左から回す引き面、打たれてすぐに追っかけて小手を打つも、1本とられた。その後、ラストのラストで手元のところでクリンと回した抜き胴をされ、2本目とられた。
 
うーーー、チーム戦なんだから、痛手は最小限に食い止めないといけなかったのに…。反省。
 
チーム的には中堅も負け、大将引き分け。_| ̄|○
 
 
昨日の自分と違ったのは、「勝ちたいな」という欲もあって硬くなっていたのかもしれないけど、なによりも「いやー、あんな強い人達とやって自分が勝てるなんてことはないよなぁ」って試合見ながら思っちゃっていたところにあるんじゃないかなと。
 
また、私の試合運びというのはせっかちな性格が災いして、引き分けや1本負けというのが少ない。負けるときは2本負け。でも、つなげるためには1本負けにしなきゃとか引き分けでもっていこうという計算ができないというか、自分がとらなきゃというエゴがあるというか。もちろん試合は終始攻勢が大事なんだけど、機会を点で捉えがちなので、もうちょっと試合の中で1試合の流れのイメージをできるようにしたいなぁ。あとは技の決め方、1本にする条件を再度確認して要研究。
 
 
■ 監督代理の選手へのコメント
満塁2アウトの状況で、粘ってファールを打ち続けて相手の心を揺らし、最後自分が取るような試合はこびをするのもありだとおもう。また、1試合の中での自分の状況と先のイメージができるようになるといいかな。普段の稽古でも5分の試合時間を意識して稽古するのも大事。
 
 
■ 合同稽古
まずは相手の女子監督と稽古。その後、自分のところの先鋒と動く稽古。ここでは捨て身の面がでた。次に、監督代理にかかっていって、最後、相手チームの大将の方と。せっかくの機会なので、足を使って動く稽古をいっぱいさせてもらった。動きがいいと、いいわざもでる。これをどうまとめていくかなんだよなぁ。
 
 
■ 稽古後のコメント
・監督代理
実は、かなり遠間から面とか打てるんだねぇ。それも活かしていくと、すり上げ面とかも活きてくるねー。今日の2試合もかなりいいべんきょうになったとおもうからがんばってください。
 
・相手チームの方
 「胴、うまいですねー。得意なんですか?」と聞かれ、「いやー、あまり意識したことないんですけど、ありがとうございます」と答えといた。胴は個人的にあまり得意というイメージはないけど、全日本レベルの相手にそう思ってもらえたということは、よい機会で使える技なのねーφ(`д´)メモメモ…
 
・事務局の方
体デカイのによくに動くよねー。体もきっとやわらかいんだねぇ。体デカイ人にありがちな手先だけって感じもないし。稽古観ていたけど、なんだかんだでスタミナあるわー。最初から最後まで同じ勢いで稽古するもんね。不思議だわー。
 
褒めてくれたんだよね?そう受け取ろう。
 
 
■雑感
 
今年は、全国レベルの人達とも試合や稽古をさせてもらって、本当に良い勉強になっている。全国レベルで戦える人と、そうでない人の差も少し見えてきた気がする。審査でも試合でもそうだけど、得意技をもっているとそうでないとは全然展開が変わるということ。「このパターンなら誰からでもとれる」という安心感というか。また、中途半端にあたっていても1本にする技術を持っていると思う。そこはよくよく審査や試合映像などみて勉強したい。
 
あと、全国レベルとやる際に、「自分なんかがこの人達に勝てるわけないなぁ」とか「どうせ自分は…」というネガティブイメージを捨てる必要がある。普段から卑屈にならないように、目標レベルと、自分の現在地点のギャップを冷静に見て、それに向かってどうするかを考える方向でいけるようにしたい。
 
それには、経験をつんで、また指導を素直に聞き、必要な情報を取捨選択する。そして、自分の長所と短所をよく知り、伸ばすべきところは得意技につなげ、短所はなるべく出ないように丸める感じかな?
 
今まで稽古の中で、姿勢をよくしよう、握りを良くしよう、いい機会には打つようにしよう、縁をきらないようにしようってかんじで、剣道自体をまんべんなく良くするイメージをしていた。それも大事だけど、審査でも試合でも通じる、自分の得意なパターンを見極め磨くこともしなければいけないかもしれない。ひとつひとつ積み重ねていこう。
 
 
 
いやー、出稽古とか試合とか いろいろなところで刺激をうけるのって大事だなぁ。上を見上げるばかりではなく、ちょっとずつ登りたいなぁ。とずつ登りたいなぁ。