水の中で剣道状態 #67

■少年剣道

いつものごとく、指導。

大きな声を出すこと、瞬発力が大事だということ、これを伝えてから稽古スタート。

どうしても、打ったら打ち抜けないで相手のところで手だけ上に伸ばして決めたりモニョモニョしている。1本が1本にならない状況。打っているというよりは当たっているという印象。また1本駄目だったときにそこで止まってしまう。

全国に出場する選手には、スピードがあっても どうしてもこの打ち抜ける、次の技につなげるを身につけないと、1回戦突破は難しいと思う。個々に伝えても見ているときはやっているが、目を話すと休んでしまっている子も散見。

そこら辺がもどかしいなぁ。

稽古後、マスタヨーダに
「私は1本の有効打突にするたけめには、打ったら抜けたり残心までが大事だと思うのですが、小学生に『打って抜ける』という指導で伝えてもいいのでしょうか?」と聞いた。

なぜこの質問をしたかというと、ここ最近の稽古では機会を重視し 特に形のところではよっぽどひどい状況でない限り、言わないように指導をしているので この打って抜けるという形をつけていいのか?が迷ったところだったから。

ヨーダは「そうだな、教えることは教わること。大事だと思うことは子供たちに分かるような例をあげて伝えてごらん。間違っていれば私が直してあげるから」との回答。

今度の稽古までに熟考してみよう。

■ 日本剣道形

2人と打太刀で行う。
ちょっとぎこちない部分あり。

七本目仕太刀の相手の方が、怪我させないようにの配慮なのか、胴を打つ手前で引き切りをするような動作で抜けていくのが気になった。自分のタイミングが速すぎたりしてそうなっているのかと気になって、一通り終わったあとに もう1回七本目だけを何度かやった。

マスタヨーダが、見本を何度か見せて(説明はせず)去っていったあとに、その方と話しながら調整。ゆっくり分解しつつ行う。半呼吸遅れて相手が出てきていたので、そこを合わせるようにして 結果、引き切りのような動作はなくなり、刀はスムーズに胴を切り抜けて膝をつくところまでいった。一連の動作としてスムーズになった。

最後マスタヨーダが「どうだ、わかったか?」と声をかけてくれた。
わかった!

こういう時間は大事ね。

■ 一般稽古

4人

今日は、子供たちに伝えたかった、打ち切るを意識した。

先日の足構えの件は、やっぱり まだ調整が必要。
上体が動いてしまっていたので、ちょっと前に重心を寄せすぎたり、足幅が広くなっていたのかもしれない。

最初の人とやるときには、少し上のような思考で カタチ にこだわりすぎた感があり、動きが硬くなってしまった。いかんいかん。

最後の1人は、相手をよく見ることに集中した。そして出てくるところをなるべく前で処理するようにしたら、良い具合に技が出た。体も前に出た。

稽古中はなるべく思考が自分に集中しないように、相手に集中するように持っていったほうがよさそう。あたりまえのことなんだけど、反省。

しかし今日は湿気がすごくてきつかった。
水の方で剣道やっているかのように…

そろそろ夏本番、暑さと湿気に負けずのり切らねば。