所属道場にて関東からのお客様を迎え高段者講習会
道場でも、昇段を目指している高段者の方に声がかかった。
準備体操の後、切り返しをして稽古。
稽古の区切りはマスタヨーダの太鼓。
誰かが良い打ちを出さないと、終わらないので長い。
相手が高段者だけに、3人目ぐらいになるとヘロヘロになるが、皆さんの気の張った稽古に、得るものは多かった。
今回の稽古では、七段の先生も多く、
① 「さあ、打ってやるぞ、どこからでも来い」とは違う、
② 剣先から「君はここからどうする?さあ来い」という、
問いを感じる稽古をいただいた。
前者①の場合は、勢いで打ちやすい。また、相手の隙も探しやすい。
この場合の稽古は 打ち気が出てしまうので、ある意味 心の練り合いというよりは、当てる技術の方に固執してしまいがちになる。
後者②の場合は、「そこからどうするの?」と聞かれて、中途半端に「こうですかね?」というような打ちをすれば、バカーンと打たれる。回答を出すのに時間 がかかると、またバカーンとうたれ、こういうのも答えにはあるよと示される。「私はこうします!」と自信を持った回答ができたときには、「そうだよ!」と かえってくる。
これが引っ張り上げていただく稽古なんだなと感じる。
昔はわからなかったけど、最近 剣先で会話するということが少しわかってきたきがする。前は、相手の心ではなく動きだけに集中して、自分がやりたいように勢いに任せて打っていた。
でも今は、剣先を会わせて、「こうですかね こうですかね あ、 こうするとこんな感じなんですね、じゃあ、ここを打ちますよ」というような流れが自分の稽古にでてきた。
そういう意味では相手のフェイントで反応はしてしまっても、前みたいに弾丸のようにでていきぐしゃっとなることは減ったきがする。
ただ、今はまだ、「どうする?」って聞かれたときの、答えで迷うことが多いので 居つく けど、剣先のボキャブラリーが増えてきたら、話をすることが楽しくなってくると思う。剣道のあらたな楽しみが増えた。
先日の日記で「剣先~」に関する、熊さんの名アドバイスのおかげで、さらに納得な稽古だった。
非常に抽象的な表現になってしまったが、せっかく学んだことなので記載。
稽古途中 マスタヨーダと目が合い、おやつの買い出し指令がとび着替える。夕立がざーっと降っていて、傘をさしていても滝に打たれるような雨の中買い物に行く。戻ってきたことには小雨に。
先生方のコメント
・相手が待っているときにどう切り崩していくかを工夫しているのが見えてよかった。
・会心の面がでたね、ありがとう。その気持ちで昇段審査がんばって
・迫力出てきたね。力が抜ければ早く反応できるからね。
・まだ自分勝手にうってきちゃうこともあったけど、落ち着いて来たね。
なかなか踊らなくなってきた。
夜は飲んだくれて飲んだくれて楽しい時間でした。
翌日は酒が抜けなくてきつかった(^^;)
遠くからお越しいただいた皆様、ありがとうございます。
また多くの方が道場にお越しいただき稽古つけていただけること楽しみにしております。私も出稽古に行きます!
すべての皆様に感謝