スポ少 稽古 #4

090131_sora

1月最後の日は 大雨に強風。大嵐。

そんな中旦那両親はハワイに旅立っていった。
我々は家守を仰せつかった。
新聞取り込みと、家の暖房などの管理。
なにはともあれ、楽しんできてほしい。

午前中は甥っ子の子守。

夕方から稽古。


準備運動、素振り。

子どもは面をつけないでの 竹刀への打ち込み。
私は 竹刀持ち係。

数回参加して内容がわかってきた分
さすがに 心に余裕が出てきた。
注意すべき点が見えてきた。

ものすごく気になったのは、数名の子は、 振りかぶるときに
左手の小指と薬指が開いて パーみたいになっちゃっていること。
これは、大きく振りかぶろうとしてこうなるのかな?

とりあえずは、左手の小指と薬指はパーってやっちゃダメだよ、
打つときに力も入らないし 突き指するよ と教える。

休憩時間は子どもの竹刀チェックをした。
1本だけ 強烈にささくれているのを発見。
竹刀削りで削って戻す。

その後は面をつけての稽古。
切り返し、を数セット、そして稽古。

今日は、とにかく 自分が良く動いて声を出すように意識した。
また、打たせる打たせ方のアドバイスも先週頂いたおかげで、
だいぶ 自分の体勢を崩さないでも 打ってもらえるようになった。
自分も 打てるようになってきた。

何よりも、子どもが1回1回打ったあとに、打つタイミングを
待っちゃうことがなくてよかった。
ちゃんと、子どもの息があがっていくのが見えた。
前は、息あがってくれなかったもんなぁ (TwT。)
ちょっと 子どもと心が通じてきた気がする。

先週、腰の位置の話題をしていたときに、
私は そりすぎていることがわかった。
腰を入れる = 腹を前に出す みたいになっていた。
これを ちょっと感覚的な話ではあるが 教えてもらった。
その人のアドバイス通りには出来ていないと思うが、
腰が痛くなることがなくなった。助かった。

最後は、代表の先生と稽古。
適度に体が温まっていたおかげで 力みはない。
まずは 声を出し 攻めてみる。
先生が反応し出すところまで我慢。
いろいろ試してみた。好感触のものもあればダメなのもある。
でも、じっくりあわてずに、先生に集中。

先生がいつもと違う打ち方をしようとして、
小手が浮いたので、そこを打ったら なんとか認めてくれた。
先生との稽古終了。

稽古全体を考えてみると やっぱり まだ 小手面とか 面とか、
足がついてこず、抜けが遅い。
トッテトッテトッテ… ってかんじ。
先生はアキレス腱のことご存じなので、温かい目で見守ってくれるけど。
すり足を意識してみような。
こればっかりは、積み重ねだろうなぁ。がんばろう。

子ども達の切り返しを受けて、稽古終了。

稽古後先生に 挨拶にいった。
先生は 先日の高段者講習会で聞いた話を実践してみたとおっしゃった。
なかなか難しいよと。

そのお話というのは、
遠間の面、一足一刀の面、近間の面 それぞれで打ち方が違うし、
決め方が違う。近くなればなるほどに、手の内の冴えが必要になる。

なるほどー。確かにそうだ。

先生方がいろいろ工夫している様子をうかがうのは凄く勉強になる。

今日の稽古は 人から聞いた話が役に立った1日だった。
素直に聞いて、その上で取り込むべき直近の課題を取捨選択して
工夫すること これが大事なんだなぁ。

ありがとうございました!