駆けつけ三杯な稽古

今日は仕事が20時まで抜けられなくて、もう終わりかなーとあきらめ半分で稽古へ。ラスト1本手前のところで滑り込みセーフ。稽古をされていたのは、6段の先生が3人に小学生3人。

急いで着替えて、余っている子ども相手に面打ち3本としばらく稽古。

その後、先生と稽古出来るチャンスができ、稽古をお願いする。

前回習った、マスタヨーダの「剣先チキチキの攻め」を意識してかかる。この前は手先でやっていたので、左手を固定することを意識して、右手はやわらかく持って、チキチキすることを意識。

そして、ここなら打てるというところを探しながら、先生の竹刀を押さえたり、はったり、いろいろやってみる。先生が「ピコーン!」と反応するところがあったので、そこを打つ。お、なんだかいい感じ。

とにかく、縁を切らないように、打てるところを探しながら、剣先を試す。うーん、今まで打てるところ全部打っているのとは違い、攻めがブツギリにならず、 落ち着いて稽古出来ている気がする。良い感触でI先生との稽古終わり。切り返しはゆっくり丁寧に。やっぱり面はまだぎこちない。

終わった-と思っていたら、マスタヨーダから「もう1本」という一言。
さっきの稽古を「今日はこの1回のみ」とおもって、かなり集中・気張ったせいか、呼吸は乱れているけど、でも「ラッキー」

呼吸を整えて、もう一人のI先生にかかる。

先ほどと同じように、剣先チキチキの攻めを意識する。
さっきは、少し後手に回った気がするので、もう少し気持ちを前に置いて、相手が「ピコーン」とするところをすぐに打てるように意識する。
ふむ。やっぱり、「ピコーン」が来た気がする。

真っ向勝負の面だと打ち負けちゃうので、すり上げ面とかも試す。
小手と胴もちりばめてみる。しかし、打った後に、足を無意識にかばっているせいか、スッと抜けれないので、その場での残心になってしまう。
ここは課題だなぁ。ラスト、面打ち3本と、切り返しをやって稽古終了。

なんだか駆けつけ三杯な、でも良い稽古が出来た気がする。

■先生方のコメント
「以前みたいに、動く剣道じゃないけど、かえってそれが無駄な打ちと化しなくていいんじゃない?」とのこと。

■マスタヨーダのコメント
前回の稽古で教えたことをやろうとしていたのが見られた。よかった。そのまま続けなさい。

あとは、間合い。自分の打ち間を見つけるようにしてみなさい。相手が出てくれば、間合いを切ったり、相手が下がれば自分の間合いまでつめたり。この間合いが大事。

また、攻めの中に、担いで小手とか、相手の竹刀を無駄なく超えて小手とか、いろいろ試してみるといいなぁ。

あとは1本にする気迫だな「面はどうだ、小手はどうだ」と1本にする気持ちで打たなきゃな。がんばりなさい。

えーっと、宿題増えています(^^;)
でもありがたいなぁ。

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■総括
・足を怪我したおかげで、「全部自分から打ちに行かなきゃ」、みたいな剣道からは解放された気がする。

・良くなったといわれても、正直どこがどうよくなっているのかわからない。
その分、調子にのって慢心せず、また油断せずいいのだが、
実感できていない分、稽古を積み重ねて体で覚えさせるしかない。

なんだが、心地の良い稽古だったけど、ちょっとした何かの「コツ」みたいなものがちょっと先にあるのもわかるんだけど、その道が霧で隠れちゃっていて、距離感がわからずモヤモヤした感じ。もうちょっと進むと、この霧がはれて1歩ぐらい成長できるのかな。

今日の姿勢と集中力を忘れずにまた稽古しよう。

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余談

小学生のママさんとモップ掛けをしていたら、
「剣道やっている人って、あんだけ発声しているし、喉強そうだし、カラオケうまそうですよね?」と聞かれました。

「私は好きな方ですが、剣道の人がうまいかといえば、どうでしょう?わかんないです(●^U^●)」とお答えしました。

ママさんたちの素朴な疑問とか聞いていると、「そーかー、剣道のイメージってそんな感じかぁ」と和みます。