古巣で稽古 #3

実家にいたときに通っていた道場に5年ぶりに稽古にうかがった。ちょど道場開きということでタイミングが良かった。
道場に行くと懐かしい面々。皆元気そう。

ここは道場主が和尚さんなので、稽古前に皆を本堂に集め1年の安全祈願、昇段祈願を行ってくれる。私もちゃっかり、昇段審査組に混ざり合掌。お守りとお言葉をいただき感謝感謝。

久々に道場に行く。先日七段になった先生のもと準備体操、素振り。ここはしっかりストレッチから体操までやってくれるので嬉しい。

稽古前の礼を終え、基本稽古。
大きな切り返し、普通の切り返し、一息の切り返し、面打ち、小手打ち、応じ技、1本勝負、それぞれを数回ずつ。ここまで20分ガッツリまわり稽古で。息切れる…。基本打ちって大事ね。

小休止後、地稽古。館長のところに並ぶべく、真っ先に面をつけて並ぶ。一番乗り(^^)V

館長、5年前と剣風が変わり、強いオーラが…。こりゃやばいぞ。
崩れない崩れない。私が崩れる。でも、先生が何か伝えようとしてくれているから、打ち込みには変えず、張るつもりで剣先の攻め我慢我慢で続ける。本当に苦しい。何本か続け、打ち込みな雰囲気になってきたので、できる限り思いっきり抜けて連続で打ち込み。切りのいいところで「1本勝負ね」の声がかかる。息を整える事は難しいが、気を静め攻める。やっぱり館長に面をバカバカもらう。最後、館長が引き出してくださって、面、終了。
勉強になりました _| ̄|○

次に7段に受かった先生に。
前に並んでいる人のを見ていると、長身を活かした面と小手がメイン。こりゃ、まっすぐ割っていくしかないなと覚悟を決め張る。右手の握りを入れ込みすぎず、柔らかくを意識。先生、面の中で嬉しそうにしていたので、ちょっとは相手になったんかな。切りのいいところで面の打ち込み数本やって終了のお声。感謝。

もう稽古終了の時間。
最後、先日の柴田旗で優勝した昔なじみの女性の先輩にお願いした。さすが、優勝しただけ合って攻めが強くなっている。打ってくるところも本当に厳しいところばかり。でも振り回されちゃいけないし、自分にできることをまっすぐやるしかないので、自分の機会を探し打ちに行く。結局は時間切れでお互い満足行くところまではできなかった。
一息の切り返しを双方行い稽古終了。「今度また時間のあるときにやろう!」と声をかけていただいた。

終わりの挨拶の後、館長にお礼。
右手がまだ伸び気味だからゆったりさせるよう気を付けなさい。その構えから最短距離で打てるようにがんばれとのこと。あとは、打ち気が強く感じられた。相手と会話をしながらやるんだよ。いろいろとありがたいコメントの数々。また、5年もご無沙汰していたのに、道場に私の名札がかけてあり、とても感激した旨伝えたら( ̄ー ̄)ニヤリとされた。
本当に私は人に恵まれたなぁあ。

7段先生もお礼。
「剣道の相性がいいから、また足を運んでね」とのこと。
先生ありがとうございます<(_ _)>

稽古後、館長の奥さんからお汁粉を振る舞っていただいた。
これが本当に美味しい。

古巣での稽古、勉強になりました。
やっぱりいろいろなところで稽古をしなきゃいけないと改めて思った。