母校にて稽古 #2

師範いつもの朝よりは早起きして、いそいそと準備。あいにくの雨模様だが、これはいつものこと。いざ東京へ。週末フリー切符なのでいつもよりお得な感じ。
母校最寄りの駅で、先輩達何人かにお会いする。

今日は、母校の鏡開き&師範の勇退慰労会

師範、御年81歳。温かな人柄で20年間、母校の剣道部を指導してくださった。褒めて伸ばす指導が特徴的な方だ。学生時代も今も、求めれば与えてくれる方だったようにおもう。

■稽古
OB・現役併せて総勢50名近くが道場に集まり、稽古。
稽古始めの礼の時にOBが2列に並ぶなんて、私が見たのは初めてかもしれない。師範の人望の厚さを感じる。

切り返しの後、師範の指導のもと基本稽古。そういえば、学生時代に指導されたなぁ、このポイントとおもいつつ、ひたすら続ける。日頃やっていないせいかバテる。応じ技、好きな技までやって、前半終了。

金太郎先輩に、竹刀がまわる件相談したところ、構えの時点ですでに右の握りを内側に入れ込みすぎていたこと判明。それがわかって直したら握りが柔らかくなった気がした。12月頃からの不具合なので、そんなに習慣化していないと思うが、しばらくは意識しないと直らないかもしれない。

小休止の後、地稽古。先輩の数人が時間前に付け始めた。「そうだ、早く面を付けて並ばなければ、稽古を師範にお願いできなくなってしまう」とおもい、全力かつ丁寧に面付けをし、4番目に並べた。

前の3人の先輩方との稽古、師範の足裁きは軽やかで、打つべき所も素早く打つ。これが長年剣道をやり身につけてきたものなのだなと感じる。

いよいよ自分の番、心してかかる。思う存分、気持ちと技をぶつけた。
力を抜き柔らかく構え、打つときに左手親指を入れ込み一気に打つんだ、とアドバイスをいただき、絶好のタイミングで面を打たして感触を理解させてくださった。これは学生時代から変わらない。この面は、先生が確実な間合いを作ってくださって実現しているので、他の人にすぐこれができるかといえば、なかなか難しい。自分でその間合いを作れるようにやはり努力しなくてはならない。先生、ありがとうございます< (_ _)>

その後、学生にお願いされ5人と稽古。うち2人は上段。母校の剣道部女子には上段が3人いるので、対上段、勉強しなきゃなぁ。

その後、うっ父先輩に稽古をお願いする。
打つべき所を引き出されつつの良い稽古ができました。
迷って打ちにいっているときに、「はっ」と奇声?かけ声?をしてしまっているらしい。直さねば。

次に、7段の先輩に「やろうぜ」と声をかけていただき、稽古。
グッと入ったところで迷って体勢を立て直してしまったのが数回。
本当は体勢を立て直さないで打たなきゃいけないところだった。
攻め込んで、相手が出てこなかったときに躊躇しないで打てるようにしたい。

最後、学生1人と稽古をし、タイムアップ。
結構な人数と稽古できた (^^ゞ
やはりたくさんの人と稽古できる環境はいい。とても勉強になる。
やぶっち先輩にお願いできなくて残念(・_・、)

稽古後は、師範の勇退慰労会を開催。盛大に行われた。
今後は名誉師範としてのお立場になられるが、また稽古をお願いできる機会を得られるようにしたいとおもう。