湿気が… #67

仕事をとっとと終わらせて、新幹線乗って帰ってきた。台風上陸前の稽古は湿気がすごくて、きつそう。

■日本剣道形
先生に剣道に本に載っていた記事の件で聞いたら、5本目はあごまで切り下げるように打太刀は打つけど、仕太刀にすり上げられるわけだから、1本目と違い前 傾にはならないだろうとのこと。流派によってはそう解釈するところもあるだろうが、全日本剣道連盟で指導しているのは、傾斜したいない方だから、そっちで 覚えるんだよ、とのこと。

さて、その後相手を見つけて形稽古。
湿気で床が滑らずやりにくい。足が引っかかってバランス崩す感じあり。
小太刀3本目、相手と呼吸がうまく合わず、何回か練習させてもらう。

■稽古
本日のテーマ:
・最初の1分は審査モード。
・とにかく湿気で床が全然すべらないので、
膝に負担をかけないように、すとーんと出るのを意識する。
・先日の講習会で出せた、胴を再現するため、
引き出して胴を何パターンか試すようにする。
・素直に打つ。

ストーンとでるために、竹刀は横には動かさないで動かすとしても上下。中心を意識。

しょっぱなの稽古。最初の1分は審査モード。相手が我慢しきれないところをねらうつもりでも、先生に先に乗られてしまい、駄目もとで小手面。やっぱり駄目。どうやったら先をとれるのかしら。むむむ。

ぐっとやって相手が出てきたところを足はちょっと引いて、腕を伸ばさせて、胴を打って前に出るは、なんとかできた。この感覚大事にしなきゃ。

あとは、相手を引き出すつもりでがんばるがなかなか難しい。引き出すって何なのか、もっと勉強、工夫が必要。

次の稽古では、引き出すってなんぞやを意識。
最初は面を中心にせめて、合間合間に出小手。
小手を攻めて腕が上がったところを胴を抜く。

下を攻めて相手がぐっと居つくところを面にストーンを意識。こんな感じにやってみたけど、相手がうまくでてきてくれても、腕に力が入り、技が打突部位を正確に捉えているかというと、ジャストミートって感じではないので、ここをなんとか工夫したい。

この後、力んでいる人何人かとの稽古だったので、足ストーン稽古に切り替え。足に意識を持っていくため、腕の力を極力入れないように意識。水たまりを飛び 越すつもりを意識しつつ稽古。でも、パンってさえのある足の踏み方になりたいのだが、パンって感じにはまだなっていないのでこれも訓練あるのみ。

1回だけ、足を刺し面を打つように出して、併せて出てきて面にのってきた相手に対して、小手のタイミングを少しずらしたら、偶然、ばっちりなタイミングで小手が入ったのがあった。偶然を必然に替えられるようにしたいものだ。

本当に湿気で消耗する稽古だったが、いろいろなことを試すことが楽しかったので、充実した稽古になった。これからもいろいろ試して工夫しよう。

■余談
稽古に参加した方でアキレス腱を痛め病院行きになってしまった方が出た。床が滑らなかったこともあるのだろう。結果、彼のアキレス腱は切れていた。