関東女子

いよいよ関東女子当日。自分が選手でもないのに前日からグルグル考えすぎてあまり寝られませんでした。だれがいったのか覚えていないのですが「監督は学生と一緒に会場に入りなさい。遅刻なんてもってのほか」といわれたのを思いだし,20分前には着くよう出発しました。電車の揺れは心地よく,前日の睡眠不足もあり寝てしまいました。あっという間に綾瀬に到着。近所のビデオ屋で新作のチェックをしつつ時間をつぶし5分前に会場に到着。学生は元気そうにしていました。若干名の遅刻はみられましたが。

とにかく自分が勝てると信じて,話をしなくては説得力がないと思い,イメージトレーニング。よし,いける。アップを丁度いいころあいはどこか考え切り上げる。学生に聞いたら一汗かいて良い感じといっていたのでここは合格。自分たちの2試合前で試合場に入り,他の試合を見学。日本女子体育大と日本体育大学が試合をしていましたが,大将戦に縺れ込む壮絶な試合を行っていました。ものすごく面白い試合でした。

そうこうしているうちに1回戦。力としては五分五分の相手だったと思います。とったりとられたりと試合は進む中,4年女子は意地を見せてくれました。ずいぶん力がついたと感心しました。2回戦は上位校の創価大学。先日の出稽古でボコボコにされたといっていたので不安だったのですが,一回戦の熱が残っていたのでしょうか,力の差はあれども気持ちではふんばり,負けはしたものの良い流れで終わることができました。

学生はがんばった。では,監督代理としての自分は?ちょっと主観的で落ち着きが足りなかったかもしれない。武藤先生にアドバイスを幾つかいただき強く感じました。OBの延長線上から卒業してコーチや監督になるための,広い視野と自制心を身につける必要を感じました。今後は,選手としての自分,応援するOBという自分の立場とは違う視点で観てみよう。いろいろな視点からアプローチして初めて総合的な力がつくのだから。