落雷

ちょっと曇り気味の空。でも,涼しくてすごしやすい。今の会社に勤めてからの初めての給料にほくほく。でも前の会社の1/3なので,大事に使わなくちゃ。夕方ものすごい夕立と落雷があった。ラジオでも警報がでたことをしきりに流していた。でも,帰る頃には収まっていたので,何も気にすることなく「傘いらなくてよかった」などと考えながらの帰り道。

半蔵門線に乗り換えるといやなかんじがした。電光掲示板に電車の時刻が出ていないので。アナウンスを聞くと,落雷の影響で変電所が大変な被害を受け,鷺沼以降運行をしていないというじゃないか。私のすんでいる駅の2駅前でストップとは運が悪い。でも,中途半端に路線変えてもとおもい,鷺沼まで行くことにした。着いたら駅は大混雑。タクシーはもちろんバスも乗車が厳しい状況。観念して歩くことに。このときは東京の1駅分をイメージしていた。多くの人が,次の駅まで歩く決意をしていたみたいで,いっぱい人があるいていた。まるで花火に行くみたいに。

これは迷わないですむと調子に乗って歩く。もともとは山だったところに東急ががんばって家を建ていった土地なので,山道がきつくなった。40分ほど歩いてやっとたまプラーザに着いた。ちょっと都会の1駅とは違った。ここから自宅の最寄駅までもう1駅。タクシーもバスもなく,あきらめて歩くことにした。ここまでくると歩いている人が激減。そのせいで方向音痴の私は道がわからなくなった。意地を張らずコンビニで地図を買えば良かったのだが,「人に聞けばいいや」と思い買わなかった。しかし,ずんずん歩くにつれ,人はいなくなり,道の照明が減っていく,山道がきつくなる。これは危険。そう思い大通りを探す。ようやく見つけて,バス停を探す。もちろんバスはこないのだが,なんとか帰るべき道は発見。がしがし歩いて,最寄駅に着いた。1駅+迷った分=1時間。かなりばてばて。家に帰るためのバスは,出払っていてタクシーも大行列。観念して家まで歩くことにした。一生懸命あるいたが,遠い遠い,家まで30分弱。結局2時間近くを歩き,22:00に無事到着。会社を18:30に出たはずなのに,3時間以上かかっている。長い旅だった。田舎はこれだから困る。いい運動になったというにはちょっときつかった。