杉並区区民祭剣道大会で知った悔しさ

杉並区区民祭の中の剣道大会に出場しました。この大会は社会人になってから出場し,万年2位の大会。今度こそは優勝したいという希望をもって臨んだ試合です。

しかし,結果はノンタイトルの結果に終わりました。しかも,精神面の弱さから辛抱できず負けたので,思い出に残る悔しい試合でした。

1回戦は不戦勝。
2回戦は,気合入れて昨年の優勝者を2コロでつぶしました。
3回戦は,最初にドウを誘って先取。前日の稽古の疲れからか体が動かなく,早く勝負を決めたくあせり,面にでたら出小手をとられる。やばいと思いつい合い面でのって打ち負ける。 この時点で準決勝だったので2位を逃す。
3位決定戦は,休みなく「あせり」を引っ張ったまま始まる。

2本負けするのはダメージが大きく,あせった試合展開に。ドウを先取したものの,同じパターンで2本取り返され,試合終了。結局入賞ならず。

さて,敗因はどこに?「欲」です。入賞はするが優勝できないプレッシャーに負けたのです。いまだ「がまん」ができないで先走った自分にびっくりです。プレッシャーに負けまいといつも試合に臨む姿勢とは違う形で望んだことがいけなかったと思います。今考えれば冷静さに欠けていました。

学生の皆さんも試合をすればいろいろと学ぶことがあると思います。私も今回はさすがに反省しました。試合終わって3日目,まだまだ悔しさが消えません。 「色気を出したら負けだよ」とある先生にいわれました。そのとおりです。今後は,「フェロモンだしても欲だすな」のポリシーでがんばろうと思います。 先輩・後輩の皆様,これからもよろしくお願いします。