東京武道館で行われた講習会に参加。
どうもナショナルチームの強化練習も別道場で行われていたようで、見覚えのある選手が更衣室でわきあいあいとお着替え。私も紛れてお着替え。明るくてよいかんじのチームです。
開会式には、新常任理事の紹介と言うことで、千葉仁先生、千葉胤道先生、濱崎先生、朝岡先生他 そうそうたる面子の中行われた。久々の実物 千葉仁先生にあえて嬉しかったー(ミーハー)。
さて講習会は坂口先生の版で日本剣道形。居合もなさっているようで、所作や身のこなしがきれい。刃筋なども非常に勉強になった。意識して先生の真似をするも、少し力が入っちゃう(^^;) よーく目に焼き付けておこう。
後半の模擬審査。
テーマは 当たらなくても打ち切って抜けて残心まで行い、縁を切らずに構える
1人目、170cmぐらいの細身の男性と。
ゆったり構えて声を出し、まずは我慢。相手が待ち気味だったので、最初引き出して抜き胴。これはばっちり。その後、面を打つが感触悪く、でも声を出して抜 けて構える。相手が慌てて打ってきたところをすりあげ面。あともう1本打ったが 有効打突ではなかったが打ち抜けて構え直したところで終了。
2人目、185cmぐらいで 徳永英明風の超イケメン。
ここだというところで初太刀に行くも、不十分な当たり。でもまっすぐ押し切る。構えなおして、攻めた後 相手の面に合わせて小手。これも不十分な印象。誘ってすりあげ面はなんとか良い感触。次相手が打ってきたところを面に行くも、間合いが近く深い打ち。そこまでで終了。
個人的にはいまいちなイメージ。
今回は感触的には今まで受けていた審査の中では、有効打突な感触は薄かった。酷評かなーと思っていた。
講評をいただいた。
「非常にいいです。気迫、体勢、踏み込みも強くいい。そのまま行けば大丈夫でしょう。計算をもっとしてもいい。2人目より1人目が良かった。」
とのこと。
自分の感触とは裏腹の良い評価。でも、警視庁や実業団の強者がいたわけでもないし、計算をもっとしてもよいというコメントは、誰とやっても同じクオリティを出せるようにと指摘されているのだと思うので、慢心せず精進したい。
最後の総まとめのところで、先生は「稽古は短くていいです。せいぜい5分です。一生懸命やってください」とおっしゃっていました。やっぱり短く激しくなんだなぁ。
5月からいろいろ剣道を変えてみて、やっとまとまりはじめてきたところでの模擬審査。良い刺激になった。このまま前に進みたい。