白鳥モードに向けて #39

白鳥

今日は根を詰めてお仕事した関係上、稽古を休みたくて仕方がなかったが、心はイヤでも18時にはせっせと剣道着をたたんで着々と準備。そういえば大学時代の部活の時もそんなかんじだったなぁ。

なんとか気分を盛り上げるため、先日購入した夏用の薄手の剣道着をおろすことにした。あとは、サプリメントで ドーピングを。

■少年剣道
最初の30分は、先週末の少年の県大会の反省会。
高学年は良い結果を出せたみたいだが、初心者1年目のところは勝てなかったようだ。チーム戦なので勝ち進めなかったのは残念だが、今後 基本を重ねていけばまたかわるだろう。

個人戦は6年生の男の子が2位だったが、残念ながら全国にはいけないようだ。入賞者はいけるのかとおもったが。ここらへんのシステムがわかっていないので今度お母さん達に聞いてみよう。

彼にしてみれば精一杯やって、あと少しで優勝できると思ったのに!という感触だったようだ。

そして残り30分は切り返しをして周り稽古。

初心者チームは、試合に出る前はまっすぐでのびのびだったのだが、ここ最近は避けながら斜めから打ったり、手足がバラバラしたり、打ったらそのまま止まったりし始めた。試合の影響ってすごいなぁ…。

とにかく、パリパリやっていくしかない。
私も のびのびとした打ちができるように引っ張り上げられるような稽古になるようにがんばろう。

■日本剣道形
今日は 久々の方と形稽古。
これが なかなか呼吸が合わない。とにかく、相手に合わせるのに精一杯だった。うーーーん。誰とでも余裕を持って良い形を打てるようになりたいなぁ。

■一般稽古
今日は四段以上で4人。いいかんじだ。

1人目:
先日は遠間からぱっかんぱっかん打たれた。
今日は、とにかく打たせない、打ったら打ち返すを心がけた。
前回よりは打たれなくなった。もっと気持ちを前に出せるとまた違うせめができるかな。

2人目:
相手の足がとまったところを打つように心がけたら 思ったより良い感触。
応じ技も打てるようになってきた。
前に出ての甲手は打てるようになってきた。
ちょっと前進した。

3人目:
本日の指導の先生。
ラスト1人なので思う存分やるぞ!の気持ちでかかる。
攻めはとにかく我慢した。我慢して我慢して、脚も使って、先生の足が止まったところを思い切って打ちに行った。これをひたすらやったら、夢中になった分、欲張らずに素直に打てた。体がスッと前に出た。
1本勝負を先生が3回やってくれた。3回目によし!が出て終了。

稽古後にいただいたコメント:
迷いなく打ってきたね。あれは強みだよ。大事にして。
ああいう打ちは打たれた方も気持ちいいよ。
審査で出るといいねぇ。

ありがたい<(_ _)>

■マスタヨーダのコメント
いところ打っていた。
でも、攻めが怖くないな。切っ先に攻めをのっけるんだよ。
「手業を離れて真実の境地」だよ。
切っ先に気持ちを乗っける練習は剣道形でもできるんだよ。
がんばりなさい。

■総括
いやいや稽古に行った割には、道場に入ればそんな事は忘れて集中出来るのだから不思議なもんだ。子ども達のおかげかな(^―^)

5月下旬から あまりよい稽古は出来ずにモンモンしていたのだけど、今日の稽古ではやっと 雲の切れ間から日差しがさしてきた気分だった。

足捌きを工夫する稽古に移行してからわかったが、やっぱり上半身だけが脱力というのは不自然で、脚が伴わなければぎくしゃくする。

さらに、今日は左側への足捌きにチャレンジ。甲手は真っ正面によく見えた。あとは距離が近すぎたのをうまくまとめると、もっと1本になる技につながるかな。感触としては左右両方に動けると、体の右側に力が寄ってくることもなくバランスが良くなりそう。

今日の稽古後、白鳥が思い浮かんだ。
昔 どこかの先生が言っていた。
「白鳥は、水面から上は優雅に見えるだろ。でも、水面下では足を一生懸命動かしているんだよ。剣道だってそうだよ」と。

この「水面下の足…」は、高段者になれば形を変える。
見た目は動じず無駄な動きがなく、しかし、見えない部分での気攻めは激しく… というようになるのではないだろうか。

そう考えると、剣道って奥が深くて面白いなぁ。

■余談
おろしたての剣道着は藍止めが不十分にて、稽古後は「デスラー総統」ばりに上半身真っ青な事に。コンビニでジュース買ったらレジの人ちょっとビックリしていた。

家に帰って早速シャワー。泡立つ石けんはどんどん青くなり、童心に返っていつも以上に念入りに洗った。あースッキリした。

明日は日帰り温泉に行きたいなぁ。