これで3年連続でしょうか,今年も中高剣道部の合宿に参加しました。年に数回は古巣に帰って初心に戻るのもいいなと考え,参加するように毎年努力しているわけですが。4日(土)の5:30に家を出て,氷室先輩と三浦先輩にピックアップしてもらい,一路山中湖へ。予想よりも早く到着したため,山中湖沿いのデニーズで朝食をとりました。すぐ稽古をすることを考えて,きのこ雑炊を食べました。このごろは3食必ずとるようにしているのでこれは大事。8:30に信玄道場に乗り込みました。若手OBはすでに到着し眠そうにしていました。前日の反省会がかなり長引いたようです。
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■ 1日目の午前練習 ■
総勢60人くらいが道場に集まったわけですが,ものすごくいっぱいいる。体操とかでならんでいてもそれを目の当たりにすることになるわけです。さすが,中高合同合宿だけはあります。でも,私が現役のときはそこまでいなかった気もします。やはり,顧問の先生方の協力体制と努力の賜物なのでしょう。自分のホームグラウンドが活発な状況で残っているのはOBとしてはうれしいですよね。感謝感謝です。
さすが合宿だけあって,素振りもいつもり多く運動不足のOBとしては厳しいものがありました。しかし,何人かが私のことを見ているかもしれませんから(自意識過剰!?)自分でこれが一番の素振りといえる内容のことを全力でやりました。終わった頃には汗ダラダラでした。その後は,班別の練習になりました。私はB班をみることにしました。いろいろな中高生の剣道を見ましたが,成蹊のよいところは基本に忠実なまっすぐ素直な剣道をすることです。多少ぎこちないところもありますが,これは自慢できますね。彼らは伸び盛りなので,指導者次第で成長の方向が決まります。昔,中学生に水泳を教えていたことがありましたが,イメージを沸かせられるよういろいろな説明をしてあげられるようすることが大切です。そのことを意識において練習を見るのは大変勉強になりました。
地稽古は成長した懐かしい面々とつぎつぎと稽古することになり,かなり懐かしくもあり,良い稽古をせねばと意識しながら行うことになるのです。とにかく初太刀は先取の気持ちでがんばりました。程よい疲れを感じ無事終了。練習後は,中高生とコミュニケーション。若返る。
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■ 1日目の午後練習 ■
「午後の素振りも全力で…」と考えつつ,準備体操をしていました。しかし,いよいよやることになり「素振り200本」の指令が主将から飛んでしまった。一回めげたが,ここは「意地」があるので,多少ななめ素振りを加えつつ全力でやりました。こんなに集中してやることはないのでかなり辛かったです。午前の100本もつらかったけど。これは息をなるべく止めてやっるようにしました。なんとかがんばれた。
その後基本稽古をし,面をつけて掛稽古の元立ちに。ここはどこを打たせてやるか考えつつ,自分も動きつつやりました。結構な人数を相手にしたかな。とにかく体は疲労していたので,相手の出るところを押さえる稽古に重点をおきました。やっぱり難しいのだけど。
稽古終了後は,氷室先輩と毎年恒例の稽古をしました。毎年やっていると手の内がばれてしまっているような気がして一生懸命考えることになります。今年は昨年出した技は使えないということで,胴狙いでがんばりました。
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■ 1日目の夜練習 ■
中学生の女の子が構えに苦労していたので,自分が経験したこと,教えられたことをわかる範囲で噛み砕いて教えた。教えたかったことは剣道に対する姿勢はガチガチじゃなく柔らかくあるべきということ。彼らは技術はいくらでも習得できる,伸び盛りだから。「力を抜きながら柔らかく考える,面白いと思ってがんばる」と思えるような思考の仕方は早いうちから聞いておかないと行き詰まったときに辛い。だからそこを強調して伝えたつもり。彼女は少し理解しただろうか。この先役に立つといいのだけど。
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■ 2日目の朝練習 ■
眠い目をこすりB班を見る。すり足の練習をひたすらする…のをみていた。はやく細かくを実践し,えらい足さばきだった。
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■ 2日目の午前練習 ■
今日も200本素振りだとおばちゃんもたないよー,とおもいながら体操。素振りは100本でとまってくれたので助かった。でももう手はマメでえらいことにはなっていた。全体で基本練習がおこなわれた。監督からOBは掛稽古の元に立つことと,A班の3本目は元判断となることを言われた。えらいこっちゃで,手にテーピングを巻いて準備。一応握れるようにはなった。そうこうしているうちに元立ちタイム。とにかくやみくもにうっているところの重点を抜けさせること,確実にあてさせることに集中した。いよいよA班。30秒をまず2セット。あたりが強いので大変。なんとか終わる。いよいよ元判断。回りにあわせて時間は調整しようと思った。あまり早く終わると「自分だけ」とおもうだろうし,遅すぎるとだれるので。でも,最後の1本がうまく引き出せず,結構遅めに終わることとなる。もっと元立ちの勉強をしなくては。地稽古は自分の打つタイミングを相手の1歩あとからスタートしてあてる面の練習と出小手,応じ技を意識してやった。なかなか疲れる。そして,ついに終了。
稽古終了後,上野先生に稽古をお願いした。手元が浮くのがバレバレで小手をバカバカとられいいとこなしで終了した。次回は取り返す。