取引先の担当者の方から先ほどお電話を頂いた。ご家族が亡くなって忌引きでお休みしていたのを知っていたのでお悔やみを申し上げて話を聞いた。
最初は仕事の話からスタートして、「実は仕事の話以外なのですが。父の手帳に住所とお名前があって…」とおっしゃる。もしかしてお父さんのお名前〇〇さんですか?と伺うとそうだという。某稽古会で彼に出会って随分たつが、最近は会ったり稽古したりの機会をもてぬまま、年賀状のやりとりだけになっていた。今年はお母様が亡くなったとのことで喪中葉書をいただいていた。それがまさか担当者のお父さんとだったとは知らず、ただただ驚くばかり。
担当者の方には、お父さんと知り合いになった稽古会のことや、剣道が大好きで大好きでしょうがなかったことをお話しした。そんなお話をしばらくして電話を切った。
なんだか無性に寂しくなった。
練馬大根さん、あんなに優しくしてくれてお世話になったのに、またいつか稽古できるかなって思ったのに、ここ数年は年賀状だけのやりとりになってしまい不義理をしてごめんなさい。
心よりご冥福をお祈りいたします。