眠い目をこすりながら、松代へ。昨年と同じ会場なので、あまり迷うこともなく1時間ちょっとで到着。
開会式前にアップをしたが実質10分ぐらいであまりほぐれず。
■団体戦
唯一の女子チームで参加。私は久々の中堅。
◯1回戦 負 ドコ
とにかく試合前はソワソワそわそわして全く落ち着かないまま試合へ。相手はそう強そうにも見えず、構えて、ふわふわ~っと試合をしてしまった。中盤面にいったところを胴。後半は面に行く前に肘のを小手(タイミングはあっていた)。ということで、綺麗に片付けられてしまった。私以外は引き分けだったので、大変悲しい負けに。
相手のところに挨拶にいったら「攻めが強かったから、引いたり勝負に行かなくてごめんなさい」と言われてしまった。
今回は、舐めていたこと、自分が落ち着かないままやってしまったことが敗因。深く反省。
◯2回戦 引き分け (Epson)
大変背の高い人。そして間合いが近い。すぐに竹刀半分より中に入ってきて攻めてくる。そこをびくっと浮かされるがなんとか耐え忍ぶ。負けはなしだなと思っていたので、打てるところだけ狙っていった。引き面、小手、胴は惜しいのが出たがいずれも、男性とやっている場合には軽く見えるもの。ここが見せ所なんだなぁ。ガツガツどつかれながらもなんとか耐え忍び終了。
◯3回線 負 メ (県庁A)
背が高くアントニオ猪木のように顎が発達している人、1試合目を見ると膝を壊しているようで、あまり動かないが、試合運びがうまくおそらく高段者。
実際に構えてみると、やっぱり攻め方とかも高段者。初太刀で引っ張りだされ、相面のタイミングでリーチ分早く面を入れられた。体が真正面からあたったので、身長差が影響して相手はふっ飛んでいった。そこから先は、もう1本を取られないように、慎重に攻める。時間が3分なので短いが、かなり集中できた。2本ぐらいは攻めて相手が崩れかけたところを良い技が出たと思うが、間を離され打ち切ることはできず。じりじりと時間が経過をし、終了。それでも、3試合の中では一番冷静に試合ができた。
あとあとの試合を見ると、この方二刀もできて、W二刀の試合は、なかなか見ていて面白かった。3位決定戦で負けてしまい4位に。
■女子個人戦
団体決勝まで終わり、午後14時半ころからやっと開始。
時間の関係で2分1本勝負、延長1分決まらない場合は判定。
◯1回戦 Mさん 勝 メ
初段で同じ年の相手。前に稽古したことがあるが、まっすぐで誠実な稽古をする方。相手のペースにハマるとまずいなと。
構えて、相手がジリジリと出てくるところを、行くぞとぐっと小さく
出ると、乗ってきたので少し遠かったが、腰がうまく前に倒れたのでそのまま面へ。相手が出てきてくれていた分距離がはまって1本。
◯2回戦 Tさん 判定負け
県庁Aチームで7試合を女子ながらも勝ちを上げ、まっすぐ前に出る大変良い試合をしていた。
今日の試合展開からすると、とるなら出端の胴だろうなと思いながらも試合スタート。序盤攻めていると、反応して面に飛んできたところを胴。しかし、すでに距離が詰まっていて抜ききれなかった。
そこを逃してしまったので、試合展開が膠着をし、延長へ。中盤打ち込まれたこともあり、相手が判定勝ち。
全体を通していいところも悪いところも全部出た大会だった。
■ 稽古会
◯T先生
久々のT先生。まっすぐ思い切って打つ技を目指す。初太刀は攻めて攻めて我慢して先生が反応したところで、いくも面が横にずれた。おそらく、手が先に出たせいでまとが定まらなかった。
全部を「いくぞいくぞ」と打ち気満々ではいけないとゆるめると機会はできる気がする。先生が打つときは、上半身が腰に乗って無駄なく出てくる。我慢我慢を続けると機会が見えて、良い所が出た。
そこで、先生から「1本」と。
初太刀を気を抜かないように集中。機会まで距離を少しづつつめて我慢をし、先生が上からのってくる面がでる中結通過点あたりで、足がすっと出て、すりあげ面が出た。OKとのことで終了
コメント:
あのすりあげ面は武器。誰にでも出せるように磨いてね。
その後高校生と2人稽古。残念ながら、永松先生には時間切れでかかれなかった。
本日イメージ通りで攻めも手も足も一致したのは面2本だけ。
朝から晩までよく剣道した1日。試合運びはもっと冷静に「自分が取らなきゃ」というイメージから脱却しないと。団体戦での2本負けは最悪を合言葉にがんばろう。