剣術の「一息の抜き」

先日、旦那母とお茶を飲んでいて、剣道にも「一息の抜き」ってあるのよね?と聞かれた。はじめピンとこなかったけど、「攻めの中の打つ直前に間を作るのはありますねぇ」と答えた。

どうして気になったのかを聞いたら、信濃毎日新聞の連載の切り抜きをノートに貼ったのを見せてくれた。

なーるほど。確かに記事の冒頭に下記の話がのっていた。
「剣法に<一息の抜き>という教えがござる。何事も追い詰めてはならぬ、一息だけ、隙間を開けておいたほうが良いとの諭しでござろうか」

そして、中程に
「<一息の抜き>をしながら、その次の行動に間断するところはなかったのだ」とあった。

それを読んでみて、攻めのヒントがあるし、今の私には深く考えさせられるコラムだった。そんなわけで新聞記事の話題をきっかけに攻めのことを考えた私でした。

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※信濃毎日新聞記事より