今年の寒中稽古は格別寒かった気がする。
朝の4時に起きて、体を徐々に起こして、4:50に家を出る。
5:10に道場の鍵を開けて参加者を待つ。
参加者を待つ間、道場を軽くランニングをして足を慣らす。
そして、5:30に太鼓を鳴らし寒稽古をスタート。
これが3日間の同じ流れ。
<1日目>
8人
体操は大人も参加をしているので、ゆっくりストレッチからスタートをし、動く系の体操にシフト。素振りはあまりネチネチと時間をかけずにあっさり目に。
面をつけて、基本打ち。その後小学生の稽古を受ける。なるべく体が動くように引っ張るような稽古を意識。一回ししたところで一般と総当たりで稽古。
いつもの稽古のように、あそこをどうしようとかあまり考えずに、相手を感じるように稽古。また、先日の試合で面の時に小手を打たれて負けたので、面にこだわらずにまんべんなく技を出すことだけ意識。
道場の外がだんだんと明るくなっていくのを見ながら稽古をするのは結構好きだったりする。無事けが人もなく初日が終了。皆を送り出して施錠。
————————–
<2日目>
朝から雪が舞う。
参加者9人
素振りの後に空間打突も加える。面をつけて、切り返しから稽古。奇数なのでまわり稽古。
昨日よりも体が冷えて動かない。足が思うように動かない。
心もこわばった感じ。それでも、何本かは出る。左足が効くように意識。
IDさんにはやっぱり途中小手をぱっくりと_| ̄|○
3日間の中で1番冷え込んだ。足がなかなか暖まらず無感覚。
初日と同じように切り返し、基本をやって、稽古。
さすがの3日目は体が疲労を感じていて、動きが鈍い。
もう、コントロールできていない?少し自分に苛立ちつつも、まっすぐを意識して打つ。
そんな中でも、スコーンと抜けた打ちが出る瞬間がある。
無意識に体が出ることがあるので、これが寒稽古での収穫かもしれない。
最後の方に、マスタヨーダが玄関下に来て、顔を見せてくれた。
一般の先生方にお礼の品を預けて、大事をとって帰った。
3日目も怪我人もなく無事終了。
終わればあっという間。年々、寒稽古がしんどい気がするけど、20数年この行事ができているのは幸せかも。年を重ねてもできる幸せ。ありがたい。