朝早くに家を出て、初段〜三段の審査会の会場へ。
皆で会場準備をして、整える。
今まで受けるばかりで裏方はあまりやったことがないけど、こうやって多くの人に助けてもらって成り立っているんだなと感じる。
■ 立会係
六・七段の先生に紛れ、立会係。
級位審査会の時にもやったけど、あの時とはまたぜんぜん違う緊張感。もらった運営要領を何度も何度も読んで心を落ち着かせる。
最初は、ガムテープで名前消しのお手伝い。
中・高校生は大体は名前が入っているので、貼って貼って貼りまくる(^_^;)
その後、立会がスタートをし、3組交代の3番目で立会係をやることになったので、それまでは、受審者の誘導やらなんやらをしつつ、立会係の仕切り方を見る。
縦結びになっていたり、手拭いが出ていたり、着装が乱れていたりするのは、直した。私も、昔治してもらったことがあったなぁ。
立会係。
4人で切り返し、2人が下がり、残った2人の稽古が開始される。
私は切り返しを終わった2人が下がるのを見終わってから稽古始めの合図を最初していたけど、限られた時間で効率よくやるには、下がり切る前に始めなければ時間が押すし、気が合うのを見守ってからじゃ、遅いこともやりながらわかってきた。
ああ、立会係は、合の手係なんだ。
竹刀の先が合えば、「はじめ」といい、「それまで」という。
気が合う瞬間を見極めて、言うとリズムがいい。
気があった→少し間→言う では遅い。
1組気が合わないで「それまで」発声をしたために、片方が少しズッこけたみたいになった。
また、審査員の視界から外れるところに出かけたところで「やめ」とかけてしまったために、続けて欲しいのに、蹲踞して終わりそうになった。そういう失敗をしてしまい、受審者には迷惑をかけてしまった。反省。
失敗して身につくものもあるので、最小限で吸収できるようにしようと、萎縮しないように心がけた。
初段の大人の立会は、緊張でガチガチでひっちゃかめっちゃかな人もいた。切り返しを自分だけやって蹲踞して下がる人や、開始線を間違える人、あさっての方向まで残心を取る人。子供達よりハプニングが多くて、内心とても焦った。
二段以上の立会はスムーズだった。初段の時に経験しているからだと思う。
剣道形の審査も、本数を間違えないように、正面に礼の号令を間違えないように、集中。なんとか、乗り切った。
審査会の結果は悲喜こもごも。
無事立会係を終えることができ、よかった。
年明けの級位審査会でもちゃんとできるようにがんばろう。
■ 稽古会
審査会の片付け終了後は合同稽古。
片付けに手間取って、1本しかできなかったけど、
開放感もあって、稽古が面白かった。
七段の先生にかかっていったけど、面で何度も潰された。
工夫をして何度もチャレンジ。
結局決定打は出せずに終わったけど、集中できた。
先生から、前回小手を打たれたから小手は警戒したよ〜とにこやかに言われた。
そっか、小手に行けばよかったな。なんでか面ばっかりいってしまった。先生の仕掛けのせいかな。
1日が無事終わってよかった。