都道府県女子予選に参加してきました。
朝はそうでもなかったのですが、徐々に湿度と温度があがっていき、汗だらだらの1日に。
■ アップ
アップは中年どころでぐるりとまわりながらのゆるやかにあげていく感じ。
打突は固いけど、体は動けそう。面と試合でよく使う技を中心に相手に伝えてほぐす。後半ややガタイの良い方が「面体当たり引き面」でお願いされて、受けたら、予想以上に強い衝撃。私はあまり吹っ飛ばされることはないのですが、驚いた(^^ゞ 最後、面で整えて、切り返しをして終了。
アップ終了後体当たりの姉さんが、左小指を見せる。第一関節でまがっている。「ばね指ですか?」といいたら、「うーん、体当たりでこうなったみたい。痛くないんだよね。でも自分でのばすことができない」と。それって、腱が切れているのでは?
結局会場にたまたまきていたDrに見てもらって、たぶん腱が切れていて云々って話になり、固定。でも試合はやるガッツな姉さんでしたm(_ _)m
■ 待ちあきる
私の会場は、男子大将(国体予選)、女子大将、女子中堅、女子副将、女子先鋒の順番で試合が進行。もしかしたら午後?と思いながら待っていたら、長い長い。緊張も切れ待ちあきる。11時半頃にアナウンスがあって、女子副将以降が午後に…。水分補給とか柔軟とか体の準備ばっちりだったのに~。
■ コートの魔物
私がやる第三会場。光の関係かコートの魔物がいて、11m☓11mで大きさも普通なのに、光の加減ともともと引いてある体育館のラインの関係か、場外反則が続々。決勝戦でさえ、場外反則負けが2試合ぐらいあった。やった人に聞くと、どうも中心が見えないのと、感覚がずれるらしい。
女子大将戦のあと、カーテンを引いたり、選手をライン1mぐらいまで寄せて工夫したけど、この状況はあまり改善されなかった。今日のコートには魔物がいる
■ お昼
試合前にごはんを食べると緊張しない?ので、お昼を抜いて水分補給。仲間と談笑後、会場にいくとモワッと湿気と暑さで凄いことに。面をつけてのアップはしなかったが、柔軟と素振り、踏み込みで体を作り直し。
■ 試合
1時半を過ぎてからやっと副将の部の試合開始。最近、剣道的には調子がよくないので、自分にできること、できないことを、待っている間の4試合を見ながらイメージ。竹刀は、いつもより軽いやつ。
1試合目
試合剣道というわけじゃないけど、あわせてきっとうっかりすれば変なところをとられる印象の構えと初動。間合いが近く入ってくるのでやりにくい。
私は動きが固く力が変な入り方をしているのがわかる。何本か面を打つも右に力が入り、竹刀が相手の面の左側の空を切る感じ。「やばいなーやばいなー」と思いつつ、相手があまり動かないところを、なんとか面1本。あとは残り4分程度をどう使うか。早く終わらしたい気持ちもあるけど、これで無理して出小手とかとられれば、自分が今度追い込まれて苦しくなるのは分かるので我慢の子。
相手が魔のライン際に背を向けてジリジリと下がる。グッと押し込む感じで攻めこむと、自然と大きく下がって出た。もどるときに中心にいったつもりが、開始線から1mぐらいずれたところにあったので、やっぱり錯覚もおきているなぁと感じた。
その後も、打てるところだけを打つようにして、試合を進行。ライン際にやっぱり向かっていくので、出てくれればいいなと思いつつ攻め続ける。小手面と面も打ってみるけど、旗が2本以上は上がらない。タイムアップ。
変な力が入って自分をコントロールしきれない部分はあったけど苦しいところはしのげたなぁ。
試合後挨拶に走ったら、彼女は監督?の所に走り、監督も5分くらい話し込む。結局近くで待って話が切りついたところで挨拶。
仲間からアドバイス
・体動いているよ
・打ちが軽いかも1本にしそこねている。
竹刀が軽すぎて力が入っている感じもあったので、竹刀チェンジ。
2試合目
道場のIDさんと。お互い手の内知っているだけにやりにくい…。
初太刀でいつもとられているシチェーションをイメージして、そのパターンにはならないように意識。
構えて初太刀。ぐっと下から押しこんで、いつも自分が面に出るタイミング
まで同じ動きを中結のところまでいって小手に来るところをすり上げて面
でいったら1本になった。
次も、同じパターンが作れそうな流れだったので、同じように攻めこんで出てきたところをやや間を持ってすり上げ面で1本になった。
わりとコントロールできた試合。
3試合目 決勝
今年から、全日本女子常連の彼女が副将の部に上がってきて、やっぱり匠の技で上がってきた。
2試合目であまり時間使って試合できなかったので、心がいつもよりも浮いた感じの出だしになってしまった。
構えて、ぐぐっと誘い出されたところ抜き胴をとられた。
その後、しばらく構えてどうしたもかと考えてしまいイメージがわかない。
その迷いをうまくみられていたのか、ぐーっと面に乗ってきて思わず引きながら小手を押さえにいったけど乗られてしまい1本
あっけなく終わってしまった(/_;)
普段、慌てて処理するときに引いて打つのが出てしまった。深く深く反省だなぁ。日頃の稽古から注意しなくては。
ということで、2位。
試合内容と気持ちの動きがあまりよろしくなかったので、納得いかなかったけど、後から考えて見れば、ここ最近の状況から考えれば上出来で、剣道の神様が宿題とご褒美をくれたんだなと考えることにした。
■ 合同稽古
大会終了後は合同稽古。
そうとう蒸し蒸しの会場。
最初に、中学生の女子と3人稽古。遠慮しながらも引き出せば打ってくるので、素直な稽古でいいなぁと感じながら。
その後、F先生にお願いをした。
体は開放感でよく動くので、右を気をつけながら稽古。
小手は2本もらったのでやぱり右始動になるんだなぁと感じつつ、なるべく前に伸びるように稽古。ラスト、相掛かりになったので、いろいろな場所を打つようにする。ふとUKパパさんの日記がヨギリ足の蹴り込みが大きくならないように間合いをつめてまっすぐ行くように調整。長めの相掛かりも無事おわった。
次に、大将の部で優勝した人と。
この人との稽古は伸び伸びとさせてくれるので、調子をあげるのにいい。
小気味良く動くのは凄いよなぁとおもいつつ。
久々に真ん中を割っての面が何本か出て、ちょっとホッとした。ここ最近の稽古で出てこなかったから。
ラスト3本勝負は、私面、相手小手面、私小手で終わった。
相当量動いているけど、あと10分あったので、いつも丁寧に挨拶していただく先生のことろへ。時間がないこともあり、打ち込み稽古になった。
小手は、テコテコの小手を改めて教えてくれた、熊さんの流れに近いもので、自分に足りないものを教えてくれた。たしかに冴える!
そして面も同様にするといいかんじ。先生ありがとー、打ち込みをやって終了。
今日は殆ど打ち込みだったよ(;^ω^)
それでも、よかったなぁ。
■ 家に帰って
父の日ということで、旦那実家に3家族集合。
結果を伝えたら、「2位でも全国に行けないの?1位じゃなきゃ出られないの?蓮舫呼んでこい!」との笑顔のコメントを頂き、明るい家族でよかったよとおもいつつ。
2本サワーを飲んで、夜はバタンキュー。