県の講習会へ! #35

県の講習会に参加。
本来は昨日・今日と2日間の開催なのだけど、昨日は用事があっていけず、本日のみの参加。

朝5時に起きて、シャワーを浴びて、講習会に行く準備をせっせと。
5時50分に家を出て、女性の先輩の車でいざ安曇野方面へ!
一般道迷いながらも1時間半程度で会場に到着。
会場の中学校では桜満開、きれいやったー。
※写真うまく撮れていなくて残念

■ 審判講習会

昨日は日本剣道形をやったようだ。今日は、中田範士による、審判講習会。最初は座学で、審判の目的、審判をするさいの要件と判断要素。旗の持ち方から扱い方まで丁寧にわかりやすく説明が進んでいく。次の30分では1コートで見本をたてて、動き方や、判断のポイントが伝えられる。今まで出た審判講習会よりも、説明時の判断基準が明確で、理由がわかりやすいため頭にスッと入ってくる。

そして、お昼ご飯をまたいで、実際に3コートを使って模擬審判。
いろいろなケースを見ることができた。位置取りのリードはやっぱり主審の動き次第で、あとは副審がそれに対してどう動くか。試合展開を読むかというのがポイントかな。

私は運良く、午後に審判をすることができて、主審からスタート。
位置取りやっぱり苦心した。1回試合展開の予測を誤って、右に回るべき所を左に行ってしまい、3人の中での死角を作ってしまった。あとは、旗の握りで柄先がもうちょっと手の中に入った方がいいとアドバイスをいただいた。それ以外はぼちぼちいけたかな。

とはいえ、中田範士の有効打突の判断の説明のおかげで、前よりも判断の反応が良くなった気がする。やっぱりこうやって失敗してもいい場所で経験を積むことがいいねー。あとは試合展開を予測できるぐらいにいろいろな人と稽古を積めば、もう少し安心して本番でも取り組めるはず。

がんばろー!!!

■ 全体稽古

審判講習会後、全体稽古が行われた。

みんな面付けが早くて、どんどん3人の範士を中心に剣連の先生方にならんでいく。うひゃー、とおもいつつ急いでつけて、中田範士のところに並んだ。その時点で、すでに12番目ぐらい、途中横入りもあり、結局18番目ぐらい。並び方も工夫しなくてはいけない。

とにかく、先生の動き、打たされている人の動きをひたすら目に焼き付けることに注力。若手の男性がほとんどで、皆 相当な力みがあり、結局は打ち込みのようになり、稽古がおわる。範士の立ち姿は、風格があり、かかり手を赤子のごとく扱う。水の上をすいすい歩くかのごとく体を捌く。

私の6人前でラストがかかる。他の人と組んでやってくださいとアナウンスされるも、せっかく並んだし、最後まで浮気しないで、稽古できないで見るだけで終わってもいい!とおもい粘った。2人ぐらいはそこで抜けてくれた。3人前で「やめてください」とアナウンスが流れた。範士が続けているので、そのまま残った。そして、2人前から範士は、切り返しを1人づつ受ける稽古になり、「よし、切り返しがお願いできる!」と希望が出た。

自分の最高の切り返しをするために、大きな声を出して、スピードは緩めず、ただし、上体に力が入らないよう柔らかい切り返しをする!とイメージして、いよいよ自分の番。構えて目があった時の、範士の目は予想より優しい目だった。ものすごく切り返しがやりやすかったのは、この範士の体捌きや竹刀での受け止め方すべてが自然で引っ張り上げてくれるものだったから。結果、自分を出し切った切り返しができた。本当に嬉しかった。

閉会式終了後、切り返しだけだけど、挨拶に並んでいいのかな?と迷ったが、でも挨拶したかったので、列に並び、お礼が言えた。

片付けをしていたら、市剣連の先生に「えらい気合いの入った切り返ししていたねー(*^-^)」と声をかけていただいた。やった!

その後、一緒に来た先輩と迷子になりつつ、無事帰宅。

今日の講習会も一期一会に感謝感謝の内容だった。