稽古会から無事生還 #88 #89

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12/5 12/6 恒例の@MIX 稽古会でした
多くの方にご参加いただき、今年も充実した時間を過ごすことができました。運営も多くの方にさりげない気遣いでサポートしていただき、助かりました。ありがとうございます。

稽古も2日間で普段よりもかなり多くの方にお願いすることができ、普段皆さんが稽古されている剣道が、私の中に新しい風として吹き込んでくるのがたまらなく楽しかったです。

自分の稽古としては、足幅と左手の位置、打ち間、打つ機会探しがテーマでかなり欲張りではあったものの、いろいろ勉強になった

■足幅
これは構えの時点では開きすぎないよう狭くうまく意識できていたとおもうが、自分が攻め込むときに左足の引きつけが遅く、苦しいところがあった。体重の移動のさせ方なんかな。

■左手の位置
これはだいぶ落ち着いてきて、構えのところまでは、以前よりは下に下がったと思う。でも、相手が打ってきてとか、近間からどうこうしようとかしたときに、腕で打とうとして、上から打つみたいになる。これをなんとか最短距離ですとんとのせるように打ち、手できゅっと閉めて打つような感じにしたいのだけれど、手に力が入っちゃう。むー、道のりは長いなー

■打ち間、打つ機会探し
今回は立って待っているという状態がないように、気持ちは1mm 2mmとじりじり前につめるようにイメージしながら移動し、たまに止まって、また詰めといろいろやってみた。そして、我慢我慢と思ってやっていたのだけど入りすぎちゃうことが多く、意識的に自分が最適に打てる打ち間の感触がないままだった。じりじりと前につめるのは、自分の気持ちも前向きでせめていけるので、その場で立ちっぱなしで攻めているよりは、よかった気がする。左右わずかの移動も少しつかってみたけど、これも攻めのバリエーションが広がる感じ。いままで数センチと大きく移動しすぎていたんだということが理解できたのは、ナイス教材のおかげ!

ちょっとづつでも動くと、相手が、だんだんと「打ちたい!もう打っちゃおうかなー」という機会は見えた気がする。ここをうまくやると、相手を引き出す稽古になり、相手を使う稽古になっていくんだろうな。


■応じ技
今回は、返し胴、抜き胴、すり上げ面は出たけど、やっぱりその他の技はいまいち。剣先のところで対応できているのは、よい感触だけど、中結を超えたところで応じちゃっているのは不発が多い。そういうときはだいたい居付いたあとか、待ってしまっているときなので、注意。難しー。


■対 上段
私は上段の経験値が少ない。一昨日はkaz君、昨日はぱくさんにお願いできてとても勉強になった。昨日は並んでいるときに昔 上段をとっていたことのある金太郎先輩に、対上段のポイントを少し教えてもらったけど、まだ、相手の左拳の位置より内側に入りすぎていた。ここら辺は上段の方とも稽古を重ねて勉強。1本技で攻めるよりは、応じ技や二段打ちなども混ぜ込んで、上下も使って、3D的攻めをするのがいいんかな。大変面白かった。kaz君、ぱくさんありがとう!


■親指の付け根がきれるのは?
今回久々に左足の親指の付け根が少し切れた。これはきっと、力んで飛んじゃったところが多くあったのだと思う。力みとどう減らすか、足をどう使うか、そこから発展して技のバリエーションをどう増やすかを来年はテーマにしよう。

懇親会も、楽しかった!剣道の話題はやっぱり剣道好きが集まっているから尽きない。剣道って奥深いなー

今後も「交剣知愛」の本サイトの冠を実践できるよう、精進したいと思います。皆さんありがとうございます。