審査を受けての戒めメモ

合格率が東京都剣道連盟のHPにも掲載されていた。

■五段審査
受審者 385
合格者 58
合格率 15.1%
再受審合格者 5

一見、厳しいようにもみえるけど、審査の内容をじーっとみていると、この結果は妥当なラインかなと。

当日は、第一会場を中心にずーっと立ち会いをみていた。
130人ぐらいいたうちの 2/3 ぐらいの組はみれたとおもう。

思ったことを 落ちた今だからこそ、次回の自分への戒めとして以下メモφ(・ω・ )かきかき

※※注意※※
今の段階で書くと生意気なかんじに見えた書き方になる気がして、掲載するかは迷いましたが、自分の反省として、あえて掲載します。

現修行段階で私が思うことを書いているため、考え方として誤ったものを含んでいるかもしれません。また表現がつたないため誤解を与える書き方があるかもしれません。その場合はご指摘ください。訂正および修正します。
※※※※※※

■着装
面紐長い、道着サイズあわずしわができている、道着色あせていたりいろいろ。

この部分は誰でもできることだけに、最低限 気を遣っておきたい部分。
今後も注意していこう

立ち会い中に面などを付け直しているケースも見受けられた。

■蹲踞まで
開始線に届かない人多かった。
1/2/3歩を等間隔で出ている人も多かったけど、これは3歩目を大きくずばっと抜いた方がかっこいい気がする。開始線には親指がかかる程度?

蹲踞は弾みをつけている人もいたけど、これは、糸でつられるようにスッと立ち上がるという表現をよく聞く気がする。

※映像、本でどう表現しているか、要チェック。

■初太刀まで
発声は、私は長すぎたみたいなので注意

審査前の稽古で、相手が発声かぶせるように声を出すとよいのではないかと以前アドバイスを頂いたので、ここは研究してみたい。

初太刀は、いっせーのせで割と早く攻めなしで、打っているケースが多い?ほとんどは面にいくなぁ。

応じ技の場合も、相手が出てきてから反応をしているので、技にキレが出ない感じのケースが多かった。特に、小手と胴で応じようとするならば、小手は打突後の体勢を工夫すべきだし、胴は腰が入っていないと見栄え的にはきれいにみえないのかな。

初太刀は千本の価値があると言うからには、ここは普段の稽古でもかなり意識して稽古して、いろいろなバリエーションを持っておくようにしたいと感じた。

気持ちは応じようとして受け身になんないようにしたい。

■立ち会い中
打突後、残心までしっかり打ち切っている人は やっぱり合格している。
たとえば技が決まっていなかったとしても、技を完結させるために打ち切るって事は大事なんだな

注意したいのは、
やっぱりぐしゃってなったあとの対処や偶然当たったねに見えてしまう打突だとおもう。

手の内が聞かず技に冴えが出せないのであれば、これは、打ち切って見せる工夫をした方が、見栄え的には早い段階でよく見えるのではないか。もちろん技の冴えの工夫も大事だけど。

今回、2人目の人に関しては、私はいくつも中途半端な打突をしたので、
技の正確性を高めると共に、打った後どうするかが課題。

■攻め
剣先の攻めを見せるにはどうしたらいいかは、研究の余地有り。

立ち会いでは、いっせーのせ!って感じで、攻めなく打っているパターンが多かった。

最初はジリジリと剣先の攻防らしきものを見せれば「私は 攻めることも出来ますよー」を評価してもらえ、そこでさらに相手を引き出せれば、「上位者の稽古もできるんですよ」が見せられる。

相手を引き出せるような攻めができれば、かっこいいんだけどなぁ。
どうすればできるかは、やはり稽古の中で経験値をあげるしかないな。

■30代の立ち会い
30代位になると、あー稽古時間なかなかとれないのかなー という立ち会いは多くなってくる。もしかしたら、稽古していても少年剣道の指導などで、自分の稽古が充実させにくいのかもしれない。これは理解できる。限られた時間でどうするかの工夫。

立ち会いにはやはり普段の稽古がでてくる。

キレというのは、30代の審査ではまだ見せなきゃいけない段階なのではないかなと。どうなんだろう。うーん。

■女性の立ち会い

男性との立ち会いの場合は、やはり筋力が違うわけだから、いっせーのせ!で技を出せば真っ向勝負で、当たっていたとしてもリーチの長さや背の高さの差、スピードでも男性の方が乗っかって打ったようにみえるケースが多いので、特に初太刀は工夫が必要。

また、男性と一緒になって 「力強い」剣道をしたのでは 審判員の目にはとまらないだろうから、応じ技、足捌きをうまく利用して、相手のスピードや力を殺したところで柔らかい技を出した方がいいのかな。

自分が応じ技として打てる技は、小手や胴は初太刀で出すにはまだ未熟なので、すり上げ面ぐらい。例え緊張で力が入っても 小手や胴ほどには形は崩れて見えないだろうと感じた。でもコレばかりに頼るわけにはいかないので、バリエーションは増やさないと。

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※先ほどの記述では、「今回の作戦…」と書きましたが、相手の出方としての手段の一つとして、出すならばという意味合いで書きました。対処法の一つといい ますか。もちろん、相手とやっていく中で技は柔軟性をもって出す必要があります。他の読む方に、ストーリーを決めてやればいいんだと伝わってもよくないの で、訂正しました <(_ _)> ※
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合格比率をみていると厳しく見えるけど、
中身を考えると、着装だけで、20%、礼法、初太刀では 50%は落ちているだろう。あとは残っている30%が「惜しい」と「合格」のラインにいるのではないだろうか。
※あくまでイメージ

注意したいべきポイントはもうすこしまとめて、絞り込んだところで、
次回までの約50回の稽古で 研究したい。

——–追記———-

こうは書いてみたものの、落ち着いてみると、あまり いろいろと こだわっちゃいけないよなー。意識はしても、それにとらわれないようにしなくては。型にははめすぎず、自由にのびのびと!

矛盾だらけなことかいている(^^;)