今日は13時から 市剣道連盟の稽古始めの稽古会に参加。
道場の人に加え、他の団体の先生方もズラリ。
おおー稽古のしがいがありそう。
また、4月からは剣連に参加したいと伝たら、会長・事務局の方に快諾をいただいた。あちらもよくわかっていて、審査に合格するまでは、県関連の行事には参 加しないというようにすればいいんだよね、ということで話がついていた。マスタヨーダの意向を道場の方が話していてくれたのかな?
それでも長年こちらにいながら 地域剣道に貢献しないのもなんなのでこれでスッキリした。市の稽古会にも堂々と参加できるってなもんよ。審査もクリア出来ればいいなぁ。年内2回に全力をかける!
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昨年の稽古はじめではアキレス腱を切った方がいたようで、周り稽古ではなく、稽古をするとのこと。また5分で区切るとのこと。
せっかくの機会、先生には片っ端からお願いすることにした。
4人目で下がいなくなって 空いていた83歳の先生に初めてお願いする。
元立ち慣れしている昭和の剣道。がっつり霞の構え。やってみると、強いとかそういうのじゃなくて、ずっと少年指導などを通し、相手を引き出すよう考え元に立ち続けているであろう、元立ちのプロといったかんじ。
なにやらはまりそうな気配を感じつつ、何本か打った後、掛かり稽古に切り替わる。覚悟を決めて、この先生が私に求めていることは何かを考えながら打つ。途 中から声がかかる。「打つ間合いが近い、足を使って打て、もっと抜けろ、もっと早く反応して打て。跳べ!」と声がかかる。
アキレス腱がちょっとなんて自分に言い訳なんかしてらんねー、ここは先生が求めているであろう状態に近づけるしかない。そうしないと終わらないことは、1回目のやめがかかっても打たせてくれているところから見てわかる。
足の使い方は、左足にほとんどを乗せてしまっていたのが、どうも 打ち遅れている原因。そしてこの先生は、一足一刀の間合いで早く打つことを求めている。左の足のつま先で蹴らない、腰を前に投げす事だけを意識して、打つ。しばらく打っているうちになじんできた。
なじんできたところで先生の説明あり。
中結いのところで相手の剣先が開いていたら面、内側に入っていたら小手。この先生が求めているところと覚えて、打ち込み再スタート。先生のサインに答えら れるよう打つ。ほんのちょっとの差なので、打ち遅れてしまう。何本か合い始めたところでやっと終わった。10分以上打ち込んだのは学生以来かも… (^^;)
この先生が気づかしてくれたものは、上記以外に、足を無意識にかばい、攻めが前に乗っていなかった事も反省点にはあるが、特に面が表からではなく、裏から 打つことが非常に多い事。先生が打っているところで裏に回して面を打った感触が多く手に残っていた。そして先生はこれは良しとしていなかった。
裏から面を打つ、私は普段の稽古もこうなのだろうか?
きっとこの先生と打ち込み稽古をやらなければ気づかなかったかもしれない。感謝感謝。
稽古後のコメントでは、「足。足を使えるようになればうまくなるよ。がんばって」というような内容。
これ以降の稽古は面を打つときはとにかく、表からを意識するようにした。
次の2人の先生の所ではモロモロに…。変に悩んじゃって、機会じゃないところで打っていってしまうこと数回。自己嫌悪。稽古中は考えちゃいけない、迷子になるから。
稽古1回分、何人か並んでいるところに並んで休憩。
その後、大学の大先輩である方が「よし、津田やろう」と声を掛けてくださった。この方はOB会の会長もやってくださっていた方で、長野に嫁に来てからも良くしてくださっている。しかし、稽古は一回もお願いしたことがなかった。
とにかく 誠実に1本も打たせない迫力をもってお願いしようと心に決める。このころには全身の力がいい具合に抜けて来て、集中できた。
良い稽古が出来たと思う。先輩ありがとうございます。
最後、1本他の先生にお願いして稽古終了。
この時点で1時間半の稽古。
モロモロになった先生2人の内の1人、道場も同じ先生に「元気なかったね、足痛かった?」とお気遣いの言葉を掛けていただいた。なんだか情けないやら申し訳ないやら。不甲斐ないという言葉がしっくり来るだろうか。
その後、その先生は遅れてきたこともあって、居残り稽古やろうよと何人かに声を掛け、居残り稽古スタート。私は、女性の先輩に「やるよ」と声を掛けていただき、面つけ。
まずは、心配していただいた先生にリベンジでお願いする。
自分が良い稽古をするときのイメージを頭に描きつつ、攻める。
初太刀ででれたのが、うまくリズムに乗せてくれた。
あとは、打てるところを探りつつ、前攻めの粘りを意識しつつ。
おそらくは20分ぐらい集中力途切れることなくやったのではないだろうか。
1本勝負の声を頂く。結局3本勝負になり、終了。
久々に 悩まず相手の事だけを考え続け稽古できた30分になった。
こういう稽古は不思議と疲れない。
コメントでは、「やっぱり持ち味を出さないとね(^―^)、最初に押さえて、あと粘り続けられたら、こちらも我慢できず、ヒョイと出てしまうものも出てくる、そこをまた狙うといい稽古になる」いつも見てくださっている先生だからこそのコメント。先生ありがとう。
ちょっと休憩して、ラスト、女性の先輩とやって稽古終了。
居残り稽古は1時間ぐらいやったかな。
合計で、2時間半。
かかった先生のほとんどが六・七段というのもあったのかもしれない。
勉強することいっぱい。心も大きく揺れたが、充実した稽古だった。
左足はやっぱり使ったなぁという印象。
ちょっと、ピリピリした痛みが走る。でも 嫌な痛さはない。
家に帰って、アイシング、ストレッチ、アキレス腱、足の指や甲もほぐし・ふくらはぎモミモミをして、念のためインドメタシン入りの湿布をアキレスとふくらはぎのつなぎ目あたりにペタリ。
それでも明日は全身筋肉痛だなぁ(´_`。)グスン
お休みで良かった。
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写真:みかん
こちらは稽古始めはみかんを配るのが定例なのか、昨日今日でこれだけいただいた。しかも好みのスッパウマみかんだった。
は ( ̄ω ̄;)!! これはもしや お年玉なのか!?
ちょっと嬉しい。