仕事納め&映画「男たちの大和」

HG風に言うならば「仕事納め、フォ~!」というかんじで、本日で私の年内のお仕事は終了した(はず)。個人制作している方に依頼が来なければおしまい。旦那は仕事柄30日までお仕事なので、落ち着かないといえば落ち着かないが、ゆっくりします。

昼、脱走をし映画を観てきました。「男たちの大和」。大和といえば私の世代は「宇宙戦艦ヤマト」の方が印象深いのではないだろうか。私もヤマトは海外にいながらも観られたアニメなので、思い出深い作品。プラモデルを父に買ってもらって作った記憶もあるほど。

小学生高学年頃だろうか、歴史の授業かなにかで戦時中の戦艦大和の存在を知った際には驚いた。実際にあったのだと。それから数十年たった今、映像技術が進歩した今、戦艦大和を描いた映画を観ることができた。感慨深い。

映像は合成のため仕方がないのだが、背景から人間が浮き上がってしまっている箇所が多く、気になってしまった。それ以外は役者陣がものすごくよい。今は第一線から退いてしまっているが、名優がたくさん出ているのだ。仲代達矢や林隆三、奥田瑛二、いぶし銀の渋いおじさん達が一緒の映画に集まるコトなんてそうそうないだろう。夢の共演なわけで。それだけで価値がある。逆に若手は反町・中村・蒼井以外はそう有名俳優を起用することなく、かえってリアリティーが出ている。ストーリーは丁寧に描いていると思う。爆撃シーンは長すぎる印象もあるが。総合的には観て良かった。

会場は老夫婦が多く来ていた。そして、映画を観ながら声を押し殺しつつ涙するおじいちゃんが多かった。きっと自分が体験した戦争中のことを思い出したのかもしれない。私は、その時代に生まれてはいないので、教科書を実写で見ている印象が強く涙するということはなかった。ドキュメンタリーとして客観的に観ていたのかもしれない。世間のこの映画の評価はどうされるかはわからないが、亡国のイージスや、ローレライよりは嘘っぽくなく観ることができた。強いメッセージも伝わってきた。私はこの映画を観れて良かった。

家に帰ってからはちょくちょく仕事をして仕事納め完了した。充実した1日だった。

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DVD鑑賞
 ・Pure soul VOL.2