インターネット上で最近仲良しになった「小桜さん」と一緒に出稽古に行きました。彼女のお勧めスポット「石神井剣友会」である。大人がいっぱいいて「えらいところにきてしまった?」と一瞬思ったが,がんばって参加して見ようと前向きになってみた。
小桜さんに1本稽古をお願いした。スタミナのある方だった。そこで稽古目標は「長丁場になっても息を詰めて打っていけるか」ということにした。よく「鼻から息をし腹にため,口からゆっくり吐く」と教えられていたのだが,あいにく私は鼻が曲がっていて,鼻からはあまり息を吸うことができないので,結果「呼吸法はどないすんねん」ということになる。これは,私がすぐばてる原因なので,はやく対処できるようにしたいところ。まあ,ほとんどは息を止めている状態になるわけだが。やっぱり,この稽古はきつかった。小桜さんは,スタミナと集中力があるので,息継ぎが難しかった。最後は打突があまり出せなくなったところからすると,こりゃ反省ばかり。社会人になって掛かり稽古の時間が減ったせいもあるので,これは徐々にその時間を増やしていくことにしよう。ありがとうございました。小桜さん。
2本目は,女性で七段の大橋先生にかかることにした。稽古待ちしていた間ずっと見ていたのだが,桜木先生のように正しい打突で空いているところはすかさず打ち,不用意に打って出ればカカーンと応じる。これはすごい人だと思った。足裁きは歩み足でしたが,手と足は一致しているので的確な打突。こりゃー打っていくか。ということで,空いているところを探し,足で打つ稽古に勤めました。しかし,なかなか難しくて,どんどん間が詰まってしまうところが「うーん,どうしたらいいかな」と悩んだ。私が息があがってしまったことを気遣ってくれたのか,程よいところで終わらしてくれた。でも,反省点は多かった。次回はもっと張って相手してもらえるようにしたい。
最後は市川先生に稽古をつけていただいた。まっすぐな打ちを伸ばしてくれそうな方だったので,「まっすぐ」を意識して稽古した。最初の切り返しで1箇所注意されたのは「無意識に竹刀を払うしぐさ」がみられたということ。これは注意せねば。とにかく背の高い方だったので,まっすぐ打って合い面にのることを意識した。よく動けたし,身体も打突も伸びた。最後の切り返しは腕が上がらなかった。3本しかできなかったが充実した稽古ができたということだろう。
小桜さんと一緒に「澤村」というおいしい焼き鳥屋にいって楽しいひと時を過ごした。なかなか剣道三昧な週末だったが充実していたからいっか。