Sabaj PHA3(真空管ヘッドホンアンプ)

Impression

はじめて買ったヘッドホンアンプは、エレキット ディスクリートポータブルヘッドホンアンプ TU-HP02。入力部のFETに真空管(三極管)特性を持たせることにより分解能が高く、真空管アンプのような温かみのある音作りを実現したというもの。これはポータブルタイプで、乾電池4本で動く。パワーはそんなにないけど、ヘッドホンをここに刺して音楽を聴いたときの衝撃といったら!いつかは本物の真空管アンプで聴いてみたいと思ったきっかけ。

真空管ヘッドホンアンプで、入門機レベルで評判の良い端末「Sabaj PHA3」は据え置き型で価格もAmazonで6千円代で購入できる。ずっと気になっていたけどどうなんだろうと思っていたところに、メタラーのヘッドホンブログ「Sabaj PHA3のレビュー」 がUPされており、買うことにした。

スイッチを入れて、20秒ぐらい経つと真空管が温まって使えるようになる。真空管は赤く色づき素敵な雰囲気。角度によっては赤が強く光るけど。FiiO X7 mkIIで接続をして聴いてみると、イヤホンの特性を活かしつつ温かみのある柔らかい音で音楽が聴こえてくる。パワーもあるようなので、いろいろなイヤホンやヘッドホンで試すことができそう。

真空管もいろいろなもので代替えができそう。ロシア製も評判が良いと聴くので、ある程度楽しんだところで変えてみても面白そう。

Spec

軍用管として使用される6J9真空管を2本使用
E180F、EF861、6688、6ж9Пなどの真空管で代用可能
高出力電流オペアンプIC:NJM4556D二つ内蔵
ハイレゾ対応
長さ、幅、高さは73mm x 105mm x 31mm

出力: 115mW(32Ω)/77mW(64Ω)/
39mW(150Ω)/20mW(300Ω)
S/N比: 95dB
THD+N: 0.032%
オペアンプIC: NJM4556D x2
真空管: 6J9 x2
消費電力:5.5W

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メーカーサイト:Sabaj sabaj.com.cn
製品ページ PHA3

参考ブログ:
メタラーのヘッドホンブログ「Sabaj PHA3のレビュー」

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