【稽古】 7/22 もっと厳しく #55

■ 少年剣道

やや遅れて道場に行くと、てれてれっっとした声で準備体操していた。
マスタヨーダがちゃんと声を出してやりなさいといっても、どんどん声が小さくなっていき、よそ見をしている子も。

疲れちゃっているかな?

とおもいつつ、着替えてバトンタッチ。

まずは、テンションを上げてもらうために、すり足だるまさんが転んだ2セット、その後氷鬼を3セット走りまわらせる。一息ついて、前回の竹刀倒しの変わりに手ぬぐい投げゲーム。最初は「いっせーのせ!」で声を合わせてお互いに投げた手ぬぐいを取る。慣れてきた頃に、声をかけないで投げてキャッチするようにする。これは攻めと一緒だからねーと言って何回かやった。

心があったまったので、竹刀を持って集合をし、足さばきから。
その後に素振り。上下素振り、斜め素振りは雑にならないように、引き上げが強くならないように。そして、声を出しての100本素振り。だいぶ、この数字にも慣れてきて、良い素振りになってきた。終わった後、説明をし一息を入れてもらい、こんどは一足一刀の正面素振り。ずばっと打ってグッと引くをゆっくりしっかり。足を交互にしての早素振り50本。今度は上に飛ばないで忍者のようにさっと足を差し替えて素早い、足を交互の早素振り。

息を整えて空感打突。

面をつけて切り返し。
適当になっていたので、集合をかけて、もう一度、どこを打つのか、どこで打つのか、どう受けるのかを見せて、切り返し。その後切り返し。やや改善。一番奥の2人がよかったので、見本でやってもらい、どこがよいかを3つ見ていた者にあげさせて、共通認識をもってもう2回切り返し。

その後基本打ち。見ているぞ!というのを意識してもらうために、2組ずつ模範基本と言ってやってもらう。見られていると思うと、適当にしないのでいいかも。※そうでなくてもやれるといいんだけど。

この時点で1人フラフラっと足元がおぼつかないのがいて、「大丈夫?」と聞くと「大丈夫です、やれます」という。しかし、眼は私の目を集中して見れないし、呼吸も吸うと痰が絡んでいる音がする。顔色もあまりよくないので、水分をとらせて見学してもらった。寒いので熱中症ってことはないだろうけど無理はいけない。

残りで稽古。
5年生の男子で相手が自分より弱くて稽古にならないと適当にやっている感じだったので、「相手が出てくるところを真ん中を割るような、先に先にしかける稽古をしてごらん」といって、見本を見せる。その後、真似てやり動きがよくなるが、目を離すと手を抜くので (´ε`;)ウーン…
他の組も、自分から前に出る、攻める、当たらなかったらドンドン打つのをハッパかけながらやる。

ラスト1列に全員並べて、私と真正面1本勝負(結局は打ち込みになるけど)をやって、切り返しをして終わり。

ちょっと詰め込み気味だったかなぁ(;^ω^)

・マスタヨーダのコメント
 もう少し厳しくやってもいいな。できない者が入れば出来るまでやるのも大事。猿手で構えが直らないものがいれば、竹刀を叩き落して気づかせる方法もある。それをやるとしっかり持つようになるな。手を抜くものがあれば、ワシならば尻っぺたひっぱたく。愛情を持って厳しくすることも、時には必要だぞ。  

■ 日本剣道形

今日は刃筋を意識して打った。
気になるお所は何度もやりなおした。
あ、これが刀なら折れる…と思いつつ。

■ 素振り

肩も使って大きくやるのを意識した。
こっちのほうが、安定するかも。

■ 一般稽古

4名(内2人 六段審査チャレンジ組)

先日の都道府県対抗を見ていると、やはり強い人は左手がギリギリまで上がらない。左がフラフラする人は居付く回数が多かったように思える。そこを念頭にいれて。

右手が支点にならないように、左手に意識を置いてギリギリまで左手を動かさないように攻める。相手にたいしては上から見下ろす心持ち。その分重心が上にならないように、下っ腹の方に息を貯めるつもりで。
→この状態、竹刀が短く感じるときは、うまくハマっている感じがする。

ただ、うまくはまると、勢いのある面が出たので、左拳ギリギリまで我慢作戦は意外にいけるかも。

右手支点にならないようにを意識しすぎて、逆に打つときに右手が伸びちゃうところがあったので、要注意。あとは、左右がバランスよくテコテコで繰り出せるといいんだけど。

悪癖はすぐには治らないけど、じっくりいこう。

■マスタヨーダコメント
今日は珍しく最後にコメントをくれた。

今日は終始攻勢 よかった。
あとは体捌きだな。捌いて相手に正対、捌いて相手に正対、こうやっていくと機会ができる。
それでも 概ねよろしい。

おそらく10度台の気温だったと思うが、快適な稽古だった。