一源三流

うちの道場の神棚の下には、木村篤太郎先生の書いた「一源三流」の書がある。

特に調べたりはしていなかったのだけど、偶然意味を目にすることができた。
これもご縁だねぇ。

<意味>
一源三流とは家のためには汗を流す。友のためには涙を流す。国のためには血を流すという武士の魂を伝えた教えである。

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もっと詳しい版

 この言葉の意味は色々とあり、ある人は「1つの源は、誠の心せある。この誠の心から、3つの流れがほとばしる。その1つは、国家(公共)のために血を流す。その2つは、家のために汗を流す。その3つは、友のために涙を流すことである。」と述べており、ある学校では「国のために貴き血を流せ、己のために清き汗を流せ、人のために美しき涙を流せ」というように解釈して校訓をしている。

 また、ある学校では、やはり校訓として「人間は誠が大切で、そのためには勇気血と勤労の汗と親切の涙の3つを流して誠の源をつくり、真の人間形成を図っていこう」と取り上げています。

 ある人は、「一源三流とは、正義のために血を流し、自分のために汗を流し、人のために涙を流すことである」と解釈している。すなわち、血は信念を、汗は努力を、涙は感情を表現すると解しています。

 いずれも若干の違いはあるものの、基本的にはみな同じであります。上村氏は、この中でわれわれ自衛官に当てはまるものを後輩たちに伝えたかったのではないでしょうか。

引用元

http://www.mod.go.jp/msdf/yokokyou/photo/kinenhi/704_1gen3ryu.html