少し落ち着いたので #111

仕事で10分遅れ到着。子供の数が異様に少ない。
マスタヨーダ風邪で熱があるというので、私が着替えたあとお帰りになった。
少ない理由は挨拶時に聞いたが、それは文末に。

■ 少年剣道

子供たちもふわふわっとした空気。
初心者1人もいるので、前半30分を足さばきに使うことにした。

足構え どうしてこの形になるのか。
すり足の基本に立ち返る。
慣れてきたところで、すり足競争。
体がなるべく上下しないように注意して、すり足リレー、負けたチームははや素振り追加20本。

素振りをして、早素振りまでやる。
「負けたチームの20本やるか、もちろん勝った人も自分の稽古になるから一緒にやってもいいよ」と言うと、結局全員がやった。よい心がけ。

面をつけて切り返し、基本打ち、地稽古、打ち込み、切り返し。

その一方で、初心者には座礼から足さばきと踏み込み足を教える。

6年生は打突の伸びやかさを出すために腕を縮こめて打つよりも、大きく打つことがいいことを、彼らの動きを微調整しながら教える。一足一刀の間合いからストンと打てた時には、その楽さに少しびっくりしていたみたい。

稽古後に子供たちとミーティング。
これからの稽古の方針と、道を別れても続けていけばまた出会えること、継続の意味や、思うことなどをお互いに話し合い、たぶん共通認識は持てたと思う。

■ 日本剣道形

ちょっと集中力に欠けている部分あって、流し気味になってしまった。
反省。

■ 一般稽古

5人

相手の出端を見ながらの稽古。
やはり相手が変われば反応も変わるわけで、この前みたいにうまくはいかない。それでも、下がることはしないようにしたいと思い、稽古した。

刺し面を少し多めに出すようにして、スライド面の下地づくりをした。
「ここら辺なら打てるかな」の打ち方をしたのは、右手で押しこむようになっていた。「打つぞ」という意識を沈めて打ったものは、良いタイミングでストンと無駄な力なくいく。

つまり、私の意識次第で同じことをやろうとしても、体の仕事が違うわけだ。複雑にしているのは私自身。

これをコントロールするのによいヒントなのは、「息を静かに吐き出しながら攻めているときのほうが状態が良いということ」。「打ちたい」と思っている時や、反射的な打ちのときは瞬間的に息を吸っている。

最後に今日はじめて稽古をお願いする、若手の人との稽古は、相手が初めてということもあるけど、息を吐く方に意識して稽古したら、集中力的には悪くないまとまり方していた。

やっぱりここらへんにヒントありだなぁ。