悩ましい #90

 

なんとも蒸し蒸し感が残ったまま 稽古へ。
 
■ 少年剣道
 
15分程度の準備運動、足さばき、素振り、空間打突の後、マスタヨーダに「あとは頼む」とのことで、指導。
 
面付けをして、切り返し。
・大きくゆっくり知っかると打突部位を打つ切り返し。
・気持ちを切らないで声を出して打つ切り返し。
・おさらいの切り返し。
 
・面☓3セット
(道場のはしからはしまで打ち切る。1本になる面。残心までしっかりの面)
・小手☓3セット
(大きくしっかりの小手、体当たりまでしっかりの小手、1本位なる小手)
・小手面☓3セット
(大きく道場のはしからはしまで。小さく早く。1本にする)
・払い小手
・払い小手面
 
・開けてもらっての胴打(近くに入り込みすぎないように)
・抜き胴(相手と同じぐらいに出る気持ち。気持ちは先)
・返し胴(手元で受けないように注意)
・すりあげ胴
 
マスタヨーダが胴打ちの差をよく説明しているが、いまいち流してしまっているので、とにかく、胴にこだわった。どうちがうのか。試合までに得意技を見つけて欲しいので。あと払い技は前々回の復習。
 
・面の打ち込み3本連続(丁寧に、抜けきって、まっすぐ)
・小手面の打ち込み3本連続
 
・地稽古☓7セット(初太刀を必ずとる。足を止めない。いろいろな技を出す)
途中、「先生、初太刀ってなんですか?」と聞いてきた子がいたので、
「試合とかで、最初に1本相手に取られたまま試合するの苦しいよね。打たなきゃっておもって余裕が無いよね。でも自分がとったら、試合は余裕持ってできるよね。だから最初が肝心。そういう意味もあるし、相手にたいしてそれだけ集中しなさいって意味もあるよ」と伝えたら納得した様子。
 
・切り返し
 
地稽古は、私のところに回ってきた子は、かかり稽古状態に持ち込む。
私も相掛かり状態。でもちゃんと食いついてきたので、ヨシヨシ。試合が目標にあるとちょっと取り組みが変わるなぁ。
 
—ここだけの話—
10/3の試合は、ヨーダから「監督頼むな。これも勉強だよ」とのこと。
 
オーダはヨーダの意見で決まった。うちの道場の子で唯一出られない子がででしまった。6年生の男の子。高学年の部、低学年の部、それぞれ5人。低学年は人数ぴったり。高学年は6年が6人。結果、彼が外れてしまった。普段一生懸命やっているし、稽古も殆ど休まず来ている。でも、試合となるとやはり不安定。そこが選手になれなかった要素。
全国の時にも、3年生にレギュラーを取られ涙をのんだ。
 
こればっかりはどうしようもないけど、なやましい。こういうことで剣道嫌いにならないといいのだけど。年末の納会では初戦敗退じゃないように勝たせたいなぁ。中学になっても続けてくれるように。選手発表後、様子見て話そう。
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■日本剣道形
 
模範のつもりで…とのことで五段の方と打つ。
四本目の木の葉落とし、小太刀1本目の入身が甘いとのこと。
 
その後、もう1人の方ともう1本。
 
 
■一般稽古
 
3人
 
ちょっとお腹がゴロゴロ。面つけ前にトイレへ。冷えたんだなぁ。
 
面をつけて呼吸を大きく、お腹を意識してやっているうちに、痛みは薄れて、稽古できそうな感じに。
 
初太刀の面はかわされてしまった。その後は打てるところを厳しく打つように心がける。たまに、ストンと打つ面が出る。お腹ゴロゴロで無駄な力が抜けているの?
 
長く稽古をして、最後の最後、いい面がでた。
そこで、相手の方がうなづいて稽古おわり。
 
もうひとりの方との稽古は下がらないように、心がけ稽古。
 
 
今日は、形のこだわりはあまり気にしないで、集中することだけに努めたのだけど、居つく瞬間がほとんどなかったのが収穫。
 
人数は少なかったけど、稽古おしまい。