練習試合&稽古 #76

旧武徳殿にて練習試合および稽古。

長野市の旧武徳殿にて練習試合および稽古。
昔ながらの造りの道場。暑いことは暑いのだけど風抜けはよく気持ちが良い。木造建築、昭和のかおりがした。すべてが懐かしい感じ。

■ 選手との練習試合

この建物の開放感がよかったのか、気持ちはゆったりしていて、前が2本負けしてきても、気持ちは焦らず切り離すことができた。まずは、最初の攻めで声を出し、剣先で相手を探る。くっと下げると浮いた感じで飛んででてくる。ああ、相手の方が少し緊張しているかな?

まずは、早い小手を1本、相手が出遅れた感じで防いだところを引き面。これは決まらず。

何本か面を見せて、相打ちになるので、少し間を置き、くっとほんの少し足をつめ、面への打ち気を見せると面に来たので、そこを胴を抜いた。審判の旗が上がり1本。

その後、欲をかく事はしないようにして、機会を探しつつ、お互いに打つ。1本、勝負どころがあり すり上げ面に行くも、旗は1本しかあがらず。

その後、攻防をしつつ、時間切れ。
余裕を持って勝てたのは久しぶり。

今回は相手が少し浮き足立っていたのと、私が 勝ちにとらわれることなく、相手の動きと機会にのみ集中できたのが勝因?
あー、審査と試合の剣道が一致しているってこんな漢字なのかなぁと実感できた。

■ 合同稽古
稽古は、まず、選手と4本地稽古。その後 高段者の先生方にお願いをした。

いつもお願いしに行くS先生にかかる。今日は気持ちを入れて、機を見つけるのに集中して稽古できた。相手にあわせて打ってしまうといことはく、ギリギリまで我慢して打てたのでよかった。

その後、K先生に。ちょっとタイミングを外して打ってしまうことをしてしまったので、まずかったかな?と思いつつ、最後は、前に出る面を何本か打って終わった。いずれも前に出る稽古はできた。

最後はY先生。片手面でパコーンと打たれて、久々だったので、「お!」と思いつつかかる。警察の方の剣道で、出端を素早く抑えられる感覚、勉強になった。1本だけすり上げ面を打った際には「面白い」とおっしゃっていた。面を1本打って終了。

稽古終了。

■コメント
・今日は気合入っていたねぇ
・先日の試合は「勝ちたい」 が空回りしていたけど、今日みたいな試合運びがいいと思う。
・いい機会を打つね。面白かった。

今日は今日で、収穫の多い日だった。

普段こういう稽古が維持できればいいのに(^ω^)