県剣連 試合&稽古 #41

晴天。5時に起き、準備後IDさんと一緒に本日の会場へ移動。
なんだかIDさんとは、毎週剣道デート状態。
好きよねー(^_^)

会場到着後、アップ。
なんだか倦怠感がのこっているも、徐々に体はほぐれていく。

開会式後、試合。

私の年代で総当たり戦で4試合。大将の部とMIXで試合順が回ってくるので、試合間隔はあくので、余裕はあっていいかな?

試合は5分3本勝負、延長1回2分。勝敗つかない場合は引き分け

●一試合目
一試合目で審判の旗のあがり方をみることなくスタート。
ぐいぐい前に入ってこられ、小手。つばもとと思ったけど旗が相手方にあがる。しょっぱなから追い込まれた(゚ー゚;Aアセアセ
とはいえ、まだ5分近くあるので、焦らず攻めてとることに集中。相手は積極的に前にぐいぐい来る。この 前にぐいぐいは苦手で、ついつい後手にまわる。むー、途中勢い余って転んでしまった。そのおかげで、気持ちが切り替えられて、動けるようになった。何本か打ってあたるところまでいっても、旗があがるほどの決め手には欠けた。試合終了間際で相手の面が入り、終了。

反省点:
最初が集中力が足りない。苦手意識で後手後手だった。決め手に欠けている。前に近く入りすぎる人をいやがらない心構えを。

●二試合目
あいだ1試合をおいて、自分の試合。
旗のあがり方は、重め。残心までみとどけて、旗が上がっている感じ。
あと、声の出し方。

相手は県代表の常連者、先日の稽古で相性良く、整えてくれた人。
攻めはお互いに慎重にじっくりスタート。出方などをお互い攻めながらさぐりつつ。その時間が、私の姿勢や構え、脱力の時間をくれて、体が軽くなった感じ。双方技をいろいろ出しつつも決めては出ず。相手は、打突後の声ののばしかたがうまい。おー、これは真似すべき所。中盤、勝負どころがあって、すりあげ面いくも旗上がらず。その後、相手の引き小手で打たれたところがあったのだが、旗上がらず。そのまま延長。最後の最後で引き技から小手を落とされ、1本負け。力量差があった中、まずまず健闘できたので心が落ち着いた。

反省点:
勝負どころで、技が決まったと思っても、残心のところでどう処理するかが大事。

この試合後は9試合空きなので、仲間とはなしつつ他の人の観戦。どこで1本上がるかを観察。アドバイスもいくつかもらい的が定まってくる。やっと、試合に対しての心構えが戻ってきた感じ。

●三試合目
あいだ9試合をおいて
前回の年代別選手権で負けた相手。

間合いをぐいぐいつめてくる相手。でも1試合目で失敗しているので、いやがらず、どんなに前に来ても我慢してみようとハラをくくった。小手と胴をメインに攻めてくるので、慌てなければなんとかなりそう。

鍔元近くまで入ってこようがちょっと我慢して、剣先をくっと動かすと無理にでも打ってくるか居付くので、ここで苦しくなるように追い込み、居付いたら打つのを繰り返した。そのうちに、すこし間合いが遠くなってきたので、そこをいろいろ仕掛けて打った。有効打突にはならなかったが、体が前に出るようになってきたし、機会がみえてきた。

打つと相手がのっかってくるかんじになってしまうため、なかなか審判にわかりやすい打突にまでつなげられないまま、5分が経過して延長。いつもここから 一か八かの勝負に出てとられるので、勝負に出るのではなく、機会を探ることに徹した。1本ここ!ってところを打てたが、1本にならず。時間切れで終了。

反省点:
1本にはできなかったが、一か八かの勝負というせっかちに勝負を決めようとする過ちは回避できた。決めきれない要因は研究すべし。

●四試合目
あいだ6試合をおいて 県代表常連者

最初の攻めではお互いの様子見。柔軟性の高い剣道をされる方で、反応がいい。終始攻勢で動けたが、やはり1本にするまでにはできない。相手は、打った後の後打ちもできるし、足も使える。技も早い。審判は、残心までしっかりみるので、打ったら声を出して抜けるところまで何回かやってみたが、相手の反応もいいので、1本としてはつぶれてしまう。こっちも打たれたらすぐに打ち返したり、つめたりして1本を潰した。そんななか5分が経過し、延長。

ここでやはりせっかちに攻めてはいけないので、機会がくるまで気持ちを切らないで集中した。結局は、機会は作れず、終了。引き分け。

反省点:
相手を引き出しての技は出せず、自分から行く技がおおく、バラエティーにとんだ攻めができなかった。相手の目が慣れてしまったかもしれない。
とはいえ、厳しい試合の場で不謹慎かもしれないけど、楽しかった。

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■ 合同稽古

七段の先生方が元にたっての稽古。
ここのところかかる稽古がすくなかったので、思いっきり攻めて前に出る稽古を意識した。

1人目
パワーのある先生で、面とか前に前に引き出してくださる稽古をつけてくれた。間合いを詰めてみたり、技の出し方を変えてみたり、我慢してから打ってみたりをすべてうけとめてくださって、「ああ、ここはこうじゃダメ、ああ、ここはOK」というのを体をかけて教えてくださった。最後掛かり稽古は、体が前にでて7本ぐらい打って終了。蹲踞の時足にきていてよろけてしまった(゚ー゚;Aアセアセ

2人目
今回、声をかけてくださった先生。
いいところを打てば「いいとこ」、半端すれば「もっとしっかり」と声をかけて引き出してくださる。ここなら!って面を打っていくと、かならず合い面で先に打たれる。スタートは私の方が早いはずなのに、かならず最後は先生がのっている。この体験、どこかでしたぞ!?
ムム 熊さんに近い面だ! とわかってもバンバカ打たれちゃったーん。1本のコールがかかって、攻めて、良い機会で打てた面のところでOKがでて終了。

3人目
大将の部の方と。この頃には体が動いているので、相手を見ながら前にでる稽古ができた。相手の方も強く、非常に勉強になった。

4人目
八段チャレンジ中の先生。待っている間、見ていると、技がきれいで明確。メリハリがあって、素敵な剣道をされる方。

自分の番になって礼をすると「1本勝負な」と初っぱなから声をかけてくださった。合い面と抜き胴は「うん」とうなずいてくれ、その後 しばらく いろいろと試してく。中盤以降は先生に引き出されて打たれる状態になり、ラスト1本と声をかけていただいて、面を打って終了。ひっぱりあげてくださる稽古で楽しかった。

ここで稽古終了。

■先生方のコメント
・稽古時間は確保できている?大変だけど、怪我しないようにがんばってください。

・一段と伸びましたよ。試合でも1本に近い技がたくさんでていました。がんばりましょう。
先生に「1本として旗があがるために私が必要な事はなんでしょう」とお聞きしたら、「溜めかな」と。「機会は捉えているんだけど、少し打ちだしが早いので、相手も慌てて出てきてしまって、ぐしゃっとなっちゃうとこがある。だから、そこをもう少し待って、溜めてから打つと、変わると思う」とのこと。なるほどーーーーー。

・どんだけ打っても上体がくずれないよねー、そこが凄いとおもう。ただ、スロースターターみたいだから1試合目からベストでいける状態つくれるようにしなきゃね。

・ガッツあるねー。いいよ。ただ、もっと抜くところを相手に見せて油断させないと。ずっとはった攻めをすると、相手が警戒して打ってこないよね。結局そこを強引に打ちに行かなきゃいけなくなるから、エネルギーがたくさん必要になっちゃう。また、そういう攻めは繰り返すと相手も目が慣れて来ちゃうから、緩急をつけるのは必要だね。応じ技、研究してごらん。そうすると、幅が広がってもっとよくなるよ。がんばって。

ながいながい1日だったけど、ものすごく刺激になって勉強になった。
先生方の 皆を育てようとしてくれる優しさも感じ、この県に来てよかったなぁと感じた。
(※タイミングがよかったんだなぁ)

課題は多いけど、試合に関してはこの機会に有効打突とはなにか、どうやったら審判にもわかる明快な打突・打ち切り・発声・残心ができるかを研究したい。そして、崩れるのではなくて、次の審査につなげられる成長ができるように1つ1つの課題をクリアしていきたい。

まずは、勝つ為に一か八かの勝負とならないようせっかちを押さえ我慢、そして負けないところからスタートしていこう。

ひゃー、くたびれたー (*^-^)