いつかなってやる 一等星に! #23

本日、五段審査を受験してきました。

稽古を再開して、やっと稽古らしくなってきて4ヶ月。
稽古にすれば約20回。
審査を目標にしたのは、1ヶ月前なので、そこからは、どうしたら 合格に近づくかを考えて、とにかく悪いところを意識して出さないように稽古した。

・左手を上下にうごかさない。
・上半身だけを突っ込んだような打ちをしない
・縁をブチブチきらない

できることしかできないのだから、普段の稽古でやっていることを出せるようにを目標にした。

アキレス腱を切った昨年の審査から1年リベンジ!

6:30の電車にのり、東京武道館へ。
8時半前にはついたのでミスタードーナッツで時間つぶし。
昨晩から ものすごく緊張していて、 あれ、おかしいなぁ いつもこんなに緊張しないのに、とおもいつつ、会場へ。

開場後、まずは 受付時間の確認。
今回は第一コートの5組目、12:10-の受付。
実は最終組になったのは初めてで、ものすごく待つことになった。

その後、前回お世話になった東京都剣道連盟の事務局の方にお礼を伝えにいった。暖かい言葉を掛けてくださりありがたかった。その節はありがとうございました。

開会後、知人と一緒にアップ。
サポーターをとって初めての稽だったが、痛みも出なくて大丈夫みたい。調子もそんなに悪くない。

その後は ただひたすらに自分の番まで、他の人の審査をみた。
他の人の実技を見るうちに だんだんと落ち着いて来た。
あまりにも悪い立ち合いは、悪いイメージがのこる気がして、見ないようにした。逆に良い立ち会いをするひとのは よく見た。

12時10分 やっと自分の受付になった。
番号は 131 番。
東京は5人一組でやるので、この1番が最後についているのは、5番とやるので、最終組の最後に実技をやるオオトリと判明(^^;)
とはいえ、変な緊張はとけていたのでよかったけど。

4組目が終わったところで 昼休みが入り、5組目の審査開始は 13:10頃。もう待ちくたびれた。
袴がしわになるとイヤだなと思い、ずーっと立っていたのもいかんかった。
観覧席で座ってみていればよかったよ(´_`。)グスン

午後の部だったと思うけど、同じコートで進行がとまり受験者に集まっていったので、どうしたのかとみていたら、女性が抱えられ足をひきずってコートをでてくる。泣いていた。あー、彼女は昨年の私だ。あとから聞いたら、アキレス腱を切ったようだった。どうか治療に専念して、再チャレンジしてほしい。

いよいよ最終組。
面をつけて着装を知人に確認してもらい、待機。
同じ組には、亜細亜大の元主将でバイト仲間のM君も前にいて、係員には あいはるさんもいて、さらには 金太郎先輩もみてくださっていたので心強かったです(^―^)

結局 私の立ち会いは14時ころだった。

1人目の立ち会い
ずーっとみていて、ほとんどの人は面をうってくる。スピードでは勝てないので、すり上げ面を狙っていった。これはうまく打てた。
相手はなかなか打ってこないタイプだったので、いくつかしかけたつもりでもなかなか出てこずしんどかった。結局は確実な打突にはつながるものがなく終わる

2人目の立ち会い
この人はうまかった。結局は相手のペースにのせられてしまった感あり、
バタバタした内容になった。いくつかはあたったが、確実ではなかった。
また 抜き胴ねらいも相手が小手にきたため半端に。最後すりあげ面はなんとかあたったが…1本にはしきれていなかった。その後の胴は半端なかんじ。そして終了。
※この方は合格された。

金太郎先輩には、いくつかアドバイスをいただいた。
横を使った足捌きを取り入れていたのだが、これは大きく移動しすぎているとのこと。もうすこし、研究せな。あとは,蹲踞から立ち上がったときの第一声が長い、長いと息を多く吸わなきゃいけなくなっちゃう。また、打突後の声が小さかったのでは?とのこと。

あとで、知人に2人目のビデオを見せてもらったが、攻め方の内容としては悪くないが、打突の確実性が低いのと、手元がまだ高いのが気になった。

今回合格していた人にはやはり、打突に冴えがある。手の内のぴしっと決まっているというか。周りから見て「あたった」という打ちではなく「打った!」と感じさせるような打ちを目指そう。
次の審査に向けて、ここを詰めていこうと思う。

年齢的には、最終組になることもあるので、
この時間の気持ちの維持のさせ方、過ごし方ももうすこし工夫できるように考えよう。

今回、五段には落ちたが指なんぼんかは引っかかっていたと思う。
今日感じた課題を元に、審査員の目にとまるように、
三等星の星の輝きを 一等星にすべく 精進しよう。

余談だが、
前回アキレス腱を審査中に切ったのは 悪目立ちしたのか、会場では
そのときの目撃者か?何人もの方が声を掛けてくださった。
アキレスを切ったときに「あ、これは切れているよ、僕がきったときと同じ感触」といっていた先生にも声をかけていただいた。西東京の先生達だった。「あの切った人 復活したみたいよ」って伝わっていたようで。
何人かの方といろいろお話ができ、なんとも不思議なご縁だったが、ありがたかった。

帰り道、やっぱり悔しくて、
「くそー、次は絶対受かってやる」と強く思った。
今回は、受かってやるの情熱がたりなかった。
気持ちの強さも絶対大事。

いつかなってやる 審査員の目がとまるような 一等星に!
ファイトーー!( ゚ロ゚)乂(゚ロ゚ )イッパーーツ!!