昇段に思うこと φ(・ω・ )

ここ最近の 知人の昇段の朗報 本当に嬉しく思います。
日々努力を重ねている様子を拝見しているからでしょうか。
ジーンとします(^―^)

昇段という事に対して最近考え方が変わってきたのでメモがてらφ(・ω・ )

四段までは運良く1発合格しておりますが、五段は苦戦中の私です。
受験資格をいただいてから6年近くたつでしょうか。

最初の頃は、なんで自分が不合格になるか理解できず、怒っていた気がします。まったくもって傲慢きわまりないわけです。稽古もあまりせずだった部分もあり、どうしてそう怒ることができたのか不思議。きっと とんがった生意気な若造だったのでしょう。

その後、腐ったまま審査を受け、どうして受からないのかと悶々していき、仲間がどんどん合格していくのが、妬ましく、追い詰められたような焦りを持った時期がありました。ここら辺は剣道が嫌いな時期で、剣道への取り組みもいい加減。ただ運動をしに行っているようでした。

そのうち、心がけが悪いからか、どんどん故障を抱え、焦りも増し。稽古も仕事を理由にサボっていたりました。剣道の仲間はいても、あまり接したくなかった時期です。

2005年末に転機があり、手術をしてしばらく剣道ができない時期がありました。剣道をしなくていいんだとホッとしました。剣道仲間のお見舞いの言葉、マスタヨーダからの手紙、多くの方に励まされました。

ここで、あ、剣道っていいなぁ と素直に思えました。
剣道は昇段のためにやっていたんじゃないこと。剣道を通して得た「人」という財産がある。これに気づけたのは重要でした。

2006年夏には稽古を再開でき、稽古をしていても何もかも新鮮でした。
健康で、稽古ができて。下手な自分も受け入れられて。ただただ嬉しい。

@MIXを作って多くの方と交流できて、剣道の深さも知りました。
マスタヨーダの言っていることも素直に聞けるようになりました。

昇段に関しても、1回1回が無駄でなく前進への課程ととらえられるようになったのは大きな収穫で、「自分は自分」と思えるようになりました。

昔は昇段した仲間をうらやみ素直におめでとうといえなかった自分だったけど、今は朗報や活躍を聞けば「おー、がんばったなぁ。私もがんばろう!」と元気づけていただき、素直におめでとうな気持ちになれるわけで。
ちょっとは、成長できたのかなと思います。

じゃあ、昇段はどうでもよくなったかといえば、そうではなくやはり人に見てもらって、通過点を認めていただくという意味では、大事な要素だと感じていま す。やっぱり剣道を通して交流して行くには、その術を知らなければもったいないからです。剣道の幅を広げるために、五段・六段・七段・八段と剣道を続けて いく限りは受験は今後もしていくとおもいます。

今はまたアキレス腱を切り、違うステップに進むための転機にきたと感じています。まずは、剣道をするための土台作り=アキレス腱をしっかり治す、これをがんばります。