学連OB大会 #92

OB大会 朝は起きるのが本当にしんどかった。アルコールが残っているのがわかった。でも酒臭いのはNGだから、お風呂に入って、歯磨きは念入りに。

高田馬場のHOTELを出発!
千代田線の中で、横浜時代の先生とお嬢さんに遭遇。ご挨拶&懐かし話であっという間に綾瀬。

集合後、何人かの御世話になった方々にご挨拶に行き、着替えて開会式。参加者は過去最高、記録更新中。毎年参加させていただけて、またここ数年は母校のチームでの参加、本当に嬉しい。

男子チームは、専修大学との対戦。
超強豪校との対戦は、やっぱりプレッシャーもあり、チームとしてのリズムがなかなか作れず敗退。若手後輩が1勝あげたのが誇らしい。

空き時間に母校の師範と久々にお話させていただいた。
竹刀が回るときがあって困っていると言ったら、
・握りは親指と中指をわっかにして竹刀を支えるイメージ
小指を握りしめると筋肉がはっちゃうから固くなるな。
あとは打突の瞬間までは手の内に力を入れないことかな。
そうするとスピードがでる。
→ なるほど~ _〆(。。)メモメモ… 先生ありがとう。

■アップ
観客席でちょっくら休憩後、女子チームでアップ。丁度お昼時だったこともあり解放エリアは比較的すいていた。切り返し、基本打ちを重点に15分。
この時間で、先輩や後輩と稽古できるのが嬉しい。

重い竹刀を使ってやった。最初のうちは体がけだるく重かったが、基本打ちの面をひつこくやって、体がなじんでいっているのがわかった。体がのる感覚が何回かあったので、調子はいいほうかも。でも疲れすぎないよう、70%出力ぐらいでおこなう。
適度な汗をかいて終了。

■ 試合前
自分の試合の前に3試合見ることができた。女子はなんでか強い大学ばかりが参加している。それだけに見応えもある。

ちょうど、若い頃から仲良くしていただいている先輩が試合をしていた。
相変わらず華のある男前な試合。得意のコテ・ドウで決めさすがの貫禄。
今度飲みに行こうと強く誘って下さったので、お言葉に甘えようっと。

自分たちの1試合前、左のコートで選手がくずれるように倒れ、
そのまま足を押さえ起き上がれない。大将戦だったようで、そのまま試合中断。

青森から出てきていたようで、悔しそう。まあ、後輩に「おい、おぶれよ!」と言っていたので大丈夫だろうけど(^^ゞ 後輩におぶられ元気に!?会場を後に。

そういえば、成城の先輩も本大会の試合中アキレス腱を切ったらしい。
学生時代の仲間とだから、若いときの感覚でやって怪我しちゃうんだろうなぁ。

■ VS 筑波
いよいよ試合がはじまる。
後輩達が黙々と面を付け始める。今年卒業した3人。
大将には、いつもOG会を力強く支えて下さっている先輩が快諾してくださり、
お願いした。相手は筑波、全員なんかしらのタイトルを持っており、
相手に不足無し(相手にとっては…(゚ー゚lll) )。

整列、主審が佐藤理恵先生に交代。
女性8段候補でおそらく第1号になるであろう方。
学生時代からご縁あって御世話になっている。年賀状も丁寧なんです。
久々に先生の審判で試合ができるのはとても嬉しい。

先鋒 卒業以来ほとんど稽古していなかったので、
怪我しないかだけが心配。
1本目すぐ取られたので、あわてて面を付け始める。
その後少し粘ってくれたが、2本目の面をとられる。

次鋒 久しくやっていなかったとはいえ、剣道貯金あり。
彼女らしい試合。力及ばず面2本とられたが、
内容は悪くなかった。

中堅 昨年の主将。今も会社で継続中。彼女の剣道は好きだ。
1本を取りにがんばってくれる。
相手も強く、じわりじわりと取りに来る。
面2本とられ、惜敗。

副将(自分) 相手は川上さんという方(実はあまり知らなかった)
前3つ負け、負けは決定したが、せっかく来てくれたのに、
このままボコボコで負けて帰るわけにはいかない。
後ろには先輩も待っている。腹くくって蹲踞。

構えてみればわかる。相手、強い。
慎重に、間合いに気をつけつつ、攻める。
その後はあまり記憶がない。
3回ほど1本をねらえる惜しい打ちはあったはず。
相手の打突も旗あがりかけたのが2本あったのは覚えている。

とにかく3分が長かった。
相手もつばぜり合いで呼吸を少し整えていた。
最後勝負を賭けるも想い叶わずホイッスル。

なんとか引き分けた。

大将 村山選手を相手に先輩奮闘。身長差もある。途中コロンと転ぶも
巧く頭を丸めて受け身。さすが。
面を1本とられるものの、その後も粘りに粘りホイッスル。

終わった~。相手が本気を出していたかわからないけど、
10本負けは免れた…よかった~。

先輩、後輩にその後暖かい言葉をいただいた。記憶にはあまりないのだけれども、
必死にやった試合だけに、結果引き分けでも満足。
一緒にがんばってくれた、先輩・後輩に感謝<(_ _)>

そして、剣道再開から1年半、やってきたことが無駄じゃないと思わせてくれた試合だった。審査の目を通しての稽古ばかりだったが、私は審査用・試合用と分けない剣道でいけそうな気がした。それはとても重要なことで、自信になった。
マスタヨーダ、ありがとうございます。神様、ありがとう。

■審判
その後、負けた学校から審判を出すという定例にのっとり、審判。
日体大 と ?? の試合を審判させていただいた。
ぐちゃぐちゃしないわかりやすい試合展開で、誤審せずにできた。
やっぱり強豪校の人たちは有効打突を知っているということだろう。
勉強になった。

■ご挨拶
試合してくださった、川上さんにご挨拶をしに行く。
筑波は我が剣道部部長の母校だったので、
相手の方も親しく接して下さった。
とても気持ちの良い方でした。

佐藤先生にお礼を言いに行く。
いい試合だったと褒めてくださいました。
なんかご褒美をいただけたみたいで嬉しい。
その後、いろいろなお話をして楽しい時間をいただいた。

その他、他校の先輩方から何人か声をかけていただき
是非稽古しようと誘っていただいた。
本当に幸せなことだ。ありがたい。

■その後
15時頃まで他の方の試合を拝見し、母校の皆さんにご挨拶をして
帰り支度、撤収。うっ父先輩と帰り道が一緒になり、上野駅まで。

上野駅の新幹線ホームを降りる長いエスカレータで聞き覚えのある声。
その声の主を捜すと登りエスカレーターに 母校の部長発見。
先生も気づき声をかけてくれた。
オープン大会からの帰りでこれから母校の納会に参加するとのこと。
すれ違いながら少し話をしてお別れ。
※ドラマみたいな出会いでした(^^ゞ

週末2日間は、本当に素晴らしい時間になった。
来年もがんばるぞ!