ふぁんふぁん大佐登場  #83

namiki今日は氷点下三度だったこともあり、車もカッチンコッチンに凍っていた。解凍後おそろしく寒い道場に到着。
台湾からの特別ゲスト、Kさんもお見えになり稽古。

■日本剣道形
すり足をするたびに寒さを吸収する足の裏。感覚なしで打つ。
2人と打たせていただき、呼吸を合わせる事に徹する。
面白い。
*館長チェック!!
小太刀2本目の残心で重心が前気味。腰を入れてしっかりと。

■稽古
水曜日に続き、久々の面をつけての稽古。
体が全然前に出ず、手打ち気味。あせって、こうしなきゃとかああしなきゃとか思いながら稽古してしまったので、いかんかった。から回っちゃった。

4人目の洪さんとお稽古で、ピッと集中できた。これは洪さんと初対面だったのと、Kさんの波長が合わせやすかったお陰だと思う。体がやっと前に出た。ここ だってところで出た。でもKさんは返し技がうまくて、胴2本と小手1本切られた。「斬る」を意識した稽古をされている方。でも、ものすごく息切れしていた なぁ。

その後ちょっとリセットできて、最初にかかっていってモロモロになっちゃった五段の女性に再度お願いする。形は若干崩れたが、さっきよりはぜんぜん集中できた。1本だけ、納得できる引き小手が打てた。

最後リベンジで若手五段に本日2回目の稽古をお願いした。そんなにうまい事はできないけど、1本目の時よりはましになった気がした。でも、やぱり合わせて打っちゃうところがあっていかん。攻めるってどうやるんだっけ…。自分から仕掛けるのは最後までうまくいかなかった。

■館長のコメント
明日はな、審査前に友達とか知り合いにあっても、話し込んだりニコニコしたりしないで、集中するんだ。気をハラに溜めるんだ。できるはずだぞ、がんばれ。

■Kさんと小話
Kさん、次は高山→名古屋に行くそうで。
「日本縦断ですね~」と言ったら、
「剣道で武者修行するのが夢だったんだ」と熱く語ってくれた。
また、「自分が求めているのは、あてるだけのスポーツ剣道ではなく、武道としての剣道なんだ」とのこと。剣道のために、たばことお酒をやめたそうで、並々ならぬ情熱をもった方だった。稽古有難うございました。

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個人的には、ココ最近ではマレなぐらい準備不足で審査に臨むのだけれども、今までやってきたことを信じて、相手に集中する事だけに気を使い、あとのことは忘れてしまおうと思う。

私の中でふぁんふぁん大佐(不安不安大佐)が暴れているけど、会場に入ったらこいつは追い出そう。落ちてもいい。でもやるからには、受かると言い聞かせ、自分を信じて、持っている自分を表現しよう。
稽古後、防具担いで実家に帰る。すき焼きうんまかった。