なぜ今「日記」がマイ・ブームなのか

最近の「さとり」と「うりぼう日記」をご覧いただくとわかるが,「日記」が私の中でひそかなブームである。小さなときから書いては途絶え,思い出してはさぼり…。しかし,27歳になって「すごーい」と感動することが多くなってきた。記憶力も減退してきた。ここは21世紀にもなったことだし「書けるだけ書く」ことに決めた。

幼い頃書くことが続かなかったのには理由がある。パソコンがなかったから。いまだ「本物の日本人」になりきれない私の低い日本語力には,書いては消す作業ははめんどくさいのだ。「あ,主語が欠けてて何のことかわからへん」となったときに1行前に戻って全部消して書き直すような作業が,私には多いのだ。頭も悪いが,気づくのも遅いので被害は大きい。パソコンに出会って変わった。「コピー・ペースト・デリート」なんて美しい響き。このおかげで書くことが楽しくなった。書けるようになった。勉強家になった。

これから何があるかわからないけど「感じる」ことを大切にしようと思う。仕事に流されたときはサボるかもしれないけど,がんばるのだ。