青年大会

昨日は青年大会に参加し,優勝しました。いまでも信じられないのですが,今度は「全国大会」に出場です。今回の試合は私にとって社会人になって一番勉強になった試合でした。また,多くのクリアしていくべき課題も明確になりました。社会人になってから目標が稽古に夢中になれるほど明確化できず最近は伸び悩んでいました。しかし,今回団体戦に参加し,強い人と一緒の組んだことで自分の未熟さ,なぜその人が強いのかがわかった気がします。

今回中堅は大きな大会で初めてやりましたが,最初の方の試合内容は「中堅」という初のポジションへのとまどいで自分の試合ができず,ぼろぼろでした。つまり,「中堅は無駄打ちしない,負けてもいけない」という思いが体を固まらせ逆効果になりました。初戦の私は2コロで負けており,先鋒の櫻井(日体)と大将の栄花(東海)に助けられ,勝ち進んでいました。しかし,試合を重ねるたびに吹っ切れたのか徐々にいつもの動きができるようになりました。最後の決勝では「確実」というところのみ打つことに専念し納得のいく結果でおわれました。負けっ放しで終わらないで良かったです。

いままでは数打っていれば気が楽で打ちまくっている剣道でしたが,今回初めて「打ち数を絞り我慢することの大切さ」が本当にわかった気がします。「ああ,これが学生時代に先鋒しかできない理由だったんだな」とおもいました。今後は「自分の剣道」を確立してどんなポジションでも動揺しないで行えるようになりたいです。

11月の全国大会に向けて,大学では「動くこと」を中心に技数を増やし,道場では「確実なとこのみポイントを絞って打つ」練習をしようと思います。学生のみなさんこれからもよろしくお願いします。